数々のドラマで活躍した名脇役で、「新・刑事コロンボ」でピーター・フォーク演じる主人公の声も担当した俳優、石田太郎(いしだ・たろう)さんが21日午後4時24分、神奈川県相模原市内の病院で死去した。69歳だった。この日、ドラマの収録中に倒れ、帰らぬ人となった。死因は不明だが、病死とみられる。京都市出身。葬儀・告別式の日程や喪主は未定。(サンケイスポーツ) NHKの朝ドラや大河ドラマの常連。あらゆる役で存在感を発揮し、浄土真宗の僧侶でもあった石田さんが急死した。 フジテレビによると、石田さんは21日昼前から、相模原市緑区のスタジオで、10月スタートの連続ドラマ「独身貴族」(木曜後10・0)の第1話のゲストとして収録に参加。石田さんは人気脚本家の役で、倒れる直前は水泳パンツ姿で、スタジオ内のプール(水深92センチ)に入っていた。 異変が起きたのは午後1時ごろ。主役の映画製作会社社長を演じるSMAP