木更津を守るために戦う、ご当地ヒーローが誕生する。その名は「鳳神(ほうじん) ヤツルギ」。来年4月から、千葉テレビで放映される番組の主人公だ。製作スタッフは、「子供が純粋にカッコイイと思えるヒーローを目指し、いずれは木更津から全国版のヒーローへ」と意気込み、市内でロケを続けている。 物語は、木更津沖で復活した海底帝国が日本を海に沈めようと画策するのに対し、漁師の大和タケルがヤツルギに変身し、戦うというもの。変身の決めぜりふは「見せてやるぜ! 俺(おれ)の木更津スピリット!」。タケルの幼なじみ、橘マリも「キサラ」に変身、二人で力を合わせ、帝国が送り出す怪人たちに立ち向かう。 市内に実際にある八剱(やつるぎ)八幡神社が、物語の中で重要な場所となっており、主人公の名前は神社からとったという。また木更津には、「古事記」に登場するヤマトタケルノミコトにまつわる伝説があり、物語の中でも重要なエピソード