コンゴ(旧ザイール)北部Kasikiで撮影された子どもたち(2009年1月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/LIONEL HEALING 【6月24日 AFP】国連児童基金(ユニセフ、UNICEF)は22日、アフリカの西部と中部では毎年、5歳未満の子ども200万人が死亡していると発表した。 世界の5歳未満の子どものうち西・中部アフリカで生まれたのは約10%にすぎないが、世界のこの年齢層の死亡者の約30%が同地域の子どもで占められているという。 ユニセフの西・中部アフリカ地域事務所代表、マニュエル・フォンテーン(Manuel Fontaine)氏は、同地域の乳幼児死亡率は低下する傾向にあるが、人口も増加しているため5歳未満の死者数は年間200万人の水準で横ばいになっていると指摘した。 ■人口爆発に懸念 ユニセフは西・中部アフリカでの爆発的な人口増加を懸念している。特に人口1億7000万人