イスラエル軍の攻撃で民間人に多数の被害が出ているパレスチナ自治区ガザ地区への連帯を示そうと、ロンドンで11日、大規模デモが予定されている。だが、イスラエル支持を続ける英政府は警戒感を示し、首相が警察トップを官邸に呼び出す事態にまで発展した。 ロンドンでの大規模デモは、10月14日から4週連続で土曜に開催。トラファルガー広場で行われた11月4日のデモはあくまで「ロンドンのローカルイベント」との位置づけだったが、ロンドン警視庁によると、推計2万人が集まった。 11月11日は「パレスチナのための全国マーチ」と題し、主催団体は100万人の参加をめざす。この規模は、「英国で過去最大規模」とされる2003年のイラク戦争反対デモで集まった市民の数に匹敵する。 だが、英政府がデモの開催に「待った」をかけた。 デモを「ヘイトマーチ」と呼ぶ閣僚も 11月11日は1918年に…
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