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SFに関するemiladamasのブックマーク (236)

  • 現代ならではの形でAI・ロボットの反乱を描き出す、AI反乱SF傑作選──『ロボット・アップライジング』 - 基本読書

    ロボット・アップライジング AIロボット反乱SF傑作選 (創元SF文庫) 作者:スコット・シグラー,チャールズ・ユウ,ヒュー・ハウイー,アーネスト・クライン,コリイ・ドクトロウ,ジュリアナ・バゴット,アレステア・レナルズ,イアン・マクドナルド,ロビン・ワッサーマン,ジョン・マッカーシー,ショーニン・マグワイア,ンネディ・オコラフォー,ダニエル・H・ウィルソン東京創元社Amazon東京創元社はこれまで「ゲーム」とか「銀河連邦」とか「巨大宇宙」とかこの手のテーマ・SFアンソロジーを多数翻訳・刊行してきたが、作『ロボット・アップライジング』はAIAIでも「反乱」にテーマを据えたSF傑作選である。『ウール』などで知られるベストセラー作家のヒュー・ハウイー、『レディ・プレイヤー1』の原作を書いたアーネスト・クラインなど錚々たる作家陣13人が短編を寄稿している。 正直、AI・ロボットテーマの中でも

    現代ならではの形でAI・ロボットの反乱を描き出す、AI反乱SF傑作選──『ロボット・アップライジング』 - 基本読書
  • 名文美術館・第22回

  • 軍用機~スティーヴン・バクスター① - わしには,センス・オブ・ワンダーがないのか?

    ソヴィエトの破壊工作により,アポロ11号のアームストロング船長とオルドリンが月面で死亡するという大事件をきっかけに,両大国の相互不信の高まりと報復の連鎖がはじまる。 そして米国の覇権が成立したかにみえたが,第三世界の局地紛争が頻発し,強力な核兵器による有無をいわせぬ解決と,とめどなき軍備増強の成れの果てのすがたを描く,実にペシミスティックな改変世界ものであります。 レーガン大統領が5期目を務め,アルツハイマーの進行する大統領の影でリチャード・ニクソンが実権を奮い,ルメイ将軍が軍事を担当する。 やな,メンバーですな。 レーガンさんは,どうもこういうイメージで語られる方のようです。(バラードの「第三次世界大戦秘史」参照) ソヴィエトをたたき,次に台頭してきた中国を壊滅させ,サダム・フセイン率いるアラブ連合のトルコ侵攻に対して,イラクを核攻撃する…。 それほど現実とかけ離れた展開ではないところが

  • 男だけを殺す感染症によって男性人口が激減した時、社会はどのような変化を遂げるのか?──『男たちを知らない女』 - 基本読書

    男たちを知らない女 (ハヤカワ文庫SF) 作者:クリスティーナ スウィーニー=ビアード早川書房Amazonこの『男たちを知らない女』は、クリスティーナ・スウィーニー=ビアードのデビュー作にして、もし世界に男だけを殺す感染症が広まって、社会の構成要員がほぼ女性だけになったら、その時何が起こるのかを描き出す感染症&ジェンダーSFである。 「男だけを殺す感染症」は、成人向けコミックスでよく見かける他、日SF大賞を受賞したよしながふみの『大奥』の存在もあって、邦ではそう珍しい存在ではない。そんな先行作(?)に対して、作(『男たちを知らない女』)の特徴といえるのは、舞台を2020年代の近未来に設定し、社会が徐々に崩壊していく過程や、ワクチンの開発に奔走する人々の姿をリアルに描き出している点と、人類学者、医者、政治家など様々な立場の人物の視点から、変化していく社会を描き出しているところにある。

    男だけを殺す感染症によって男性人口が激減した時、社会はどのような変化を遂げるのか?──『男たちを知らない女』 - 基本読書
    emiladamas
    emiladamas 2022/04/10
    この語られ方はワールドウォーゼットを連想する
  • この10年で最高のロシアSFと言われる傑作終末SF──『サハリン島』 - 基本読書

    サハリン島 作者:エドゥアルド・ヴェルキン発売日: 2020/12/22メディア: 単行このエドゥアルド・ヴェルキン『サハリン島』は、ロシアのメディアで、この10年で最高のロシアSFと評されているSF長篇である。「この10年で最高」というのは、気軽に使うにはリスキィな褒め言葉だ。何しろ、これでつまらなかったら他のこの期間に発表されたロシアSFはいったいなんなんだ、という話になってしまう。 なので、話半分というか……、勢い余って言い過ぎちゃった人がどっかのメディアにいたのかな? ぐらいの心持ちで読み始めてみたのだけれども、いやはや……。これはたしかに、この10年で最高のロシアSFかどうかはわからないがめちゃくちゃおもしろい! 表面的な題材だけ抜き出してみれば、ゾンビ的な感染症に第三次世界大戦による終末世界化、変容してしまった世界を二人の男女が旅をするという、ありきたりなポストアポカリプス物

    この10年で最高のロシアSFと言われる傑作終末SF──『サハリン島』 - 基本読書
  • 月から飛来したウィルスが船橋を恐怖に叩き落とす、圧巻のディザスター・ミステリ──『月の落とし子』 - 基本読書

    月の落とし子 作者: 穂波了,Kanehira K出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2019/11/20メディア: 単行この商品を含むブログを見るこの『月の落とし子』は穂波了のデビュー作(ただし別名義でのデビュー作あり)にして、第9回アガサ・クリスティ賞の大賞受賞作である。刊行前からどうやら最初の舞台は月面からはじまるSFライクなミステリィであると聞いていて期待していたんだけど、実際に読んでみたらいやあこれは凄い! 「新人のデビュー作としては凄い」とかいう限定や留保なしに、単純に滅茶苦茶おもしろいエンターテイメント小説だ! ざっとあらすじを紹介する。 特に宇宙飛行士の月面探査中にウィルスの感染・発症が発覚する前半100ページは今年読んだ小説の中でもトップクラスの引き込み力で、そこで慣性をつけられてそのまま読み切ってしまった。物語冒頭はまず、栄光に満ちた人類のミッションから始まる。月面

    月から飛来したウィルスが船橋を恐怖に叩き落とす、圧巻のディザスター・ミステリ──『月の落とし子』 - 基本読書
    emiladamas
    emiladamas 2020/08/28
    見出しを見て船橋市が舞台とは渋いなと思ったが、いやどうせブリッジの方の船橋なんだろなと読み始めたら、本当に船橋市の方だった
  • あり得たかもしれない宇宙開発史を描き出す、主要SF賞総なめの話題作──『宇宙へ』 - 基本読書

    宇宙【そら】へ 上 (ハヤカワ文庫SF) 作者:メアリ ロビネット コワル発売日: 2020/08/20メディア: Kindle版宇宙【そら】へ 下 (ハヤカワ文庫SF) 作者:メアリ ロビネット コワル発売日: 2020/08/20メディア: Kindle版この『宇宙(そら)へ』は、メアリ・ロビネット・コワルによる、1950年代の女性の計算者&パイロットの物語を描き出す、宇宙開発系のSFである。ヒューゴー賞、ネビュラ賞、ローカス賞というアメリカの主要SF関連賞を総なめにした、SFにおける今年最大の話題作のひとつ。僕はそもそも、SFとしては現実的な科学に根ざして宇宙を舞台に展開する物語、宇宙開発系と言われるサブジャンル全般が特に好きだから、作にも大いに期待していたんだけど──いやーこれはおもしろかった! 主な舞台となっているのは先に書いたように1950年代のアメリカだが、この世界は我々の

    あり得たかもしれない宇宙開発史を描き出す、主要SF賞総なめの話題作──『宇宙へ』 - 基本読書
  • ヨブ記vsテッド・チャン - まれむりんの日記

    いまさら何故更新するのかといわれると、特に理由もないのだが、昔書いた駄文を貼っても罪に問われたりはしないでしょう。 チョーエツとかいってるあたりは苦笑いで読み飛ばしていただけると幸いです。 テッド・チャン『地獄とは神の不在なり』の猛烈なネタバレがあるので注意。 0、はじめに 1、ヨブ記の謎 2、テッド・チャン『地獄とは神の不在なり』 2.1、作品における表現様式からの検討 3、現代における宗教と科学・・・ 4、現代のヨブ記 自分はキリスト教の思想内容、信仰内容についてはまっっったく詳しくないのだが、欧米圏の文化に触れていると、否が応にもそうした宗教伝統に基づく議論に出くわすことがあり、それは古典的な作品に限らずサブカルチャー界隈でも頻繁に起きる。以下はあるSF小説をよんで考えた信仰の問題について書かれている。 1、ヨブ記の謎 旧約聖書 ヨブ記 (岩波文庫 青 801-4) 作者: 関根正雄

    ヨブ記vsテッド・チャン - まれむりんの日記
  • 「プランD」ジーモン・ウルバン - 趣味生活に捧ぐ

    もし、ある歴史事件が成功あるいは失敗していたらその後の歴史はどうなっていたか、という視点で描かれた歴史改変小説と言えばディックの高い城の男などのSF小説が高名だが、ミステリとの親和性も高い。たとえばマイケル・シェイボンのユダヤ警官同盟はイスラエルが建国に失敗し、ユダヤ人の特別行政区がアメリカのアラスカにあったら、という世界観で描かれた警官小説であった。現実の世界ではイスラエルという自分たちの国をようやく手に入れたユダヤ人が物語の世界ではその居場所を得ることに失敗し、さらに新たに手にした仮初めの居場所までも失おうとしていた。そんな現実世界ではあり得ないifの中で政治、宗教的背景を抱いて暗躍する犯罪者とそれを追う警官たちの心理と情熱を実に巧みに描写していた傑作だ。 当然、たとえ物語が荒唐無稽に思える前提からのスタートを切るのだとしても、そこに描かれるのはひとつの世界の歴史であるのだから、相当

    「プランD」ジーモン・ウルバン - 趣味生活に捧ぐ
  • あり得たかもしれない世界で展開するミステリ『プランD』発売

    現代史の勉強です。 第二次世界大戦後、東西に分裂していたドイツがふたたび統一されたのは、西暦何年? そんなの、ついこの前の出来事で、歴史じゃないという人も多いでしょうが。 正解は1990年。 では、この歴史的事実が「なかった」としたら、どうなっていたでしょうか? ドイツで大きな話題となった『プランD』は、統一されないまま21世紀になったドイツを舞台にしたミステリです。 歴史には無数の分岐点があります。 もしも、あの時ああなっていたら、あの時こっちに行っていたら、その後の歴史はどう変わっていたか? そんな想像を膨らませられるのは、フィクションの楽しみのひとつです。 たとえばフィリップ・K・ディック『高い城の男』とか、レン・デイトンの『SS‐GB』とか、ロバート・ハリスの『ファーザーランド』とか……ちょっと昔には、実際の戦争の経過を改変した「架空戦記」が流行ったこともありました。 そうした系譜

  • 人類のほぼ全てが視力を失った終末世界──『トリフィド時代―食人植物の恐怖』 - 基本読書

    トリフィド時代 (人植物の恐怖)【新訳版】 (創元SF文庫) 作者: ジョン・ウィンダム,中村融出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2018/07/30メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る英国SF界にその名を轟かすジョン・ウィンダムの代表作『トリフィド時代』の新訳版が出た。僕も三足の動く植物がまあなんかスゲーんだよ!! という雑な評判は知っていたのだが読むのは今回がはじめて。第二次世界大戦の爪痕が色濃く残る1951年に刊行された作品だけれども、今読んでもめちゃくちゃおもしろい。 基的には終末世界をわずかに生き残った人間がロードームービー的に旅をしていくのだが、その世界には人間をべる凶悪な植物〈トリフィド〉がいて──と、今でいうと終末ゾンビ物のゾンビがトリフィドに入れ替わったような感じか(内容はずいぶん違うが)。ゾンビだと「死」の象徴としての側面が強いし、手垢が

    人類のほぼ全てが視力を失った終末世界──『トリフィド時代―食人植物の恐怖』 - 基本読書
  • 意識から意識へ飛び移り数百年を生きる”ゴースト”たち──『接触』 - 基本読書

    接触 (角川文庫) 作者: クレア・ノース,雨海弘美出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2018/05/25メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る『ハリー・オーガスト、15回目の人生』で”ループ物”の新境地を切り開いてみせたクレア・ノースによる第二作目のSFサスペンスである。今回もまたよくあるアイディアを抜群にうまく新しい形で調理している。作の場合でいえば、よくあるアイディアにあたるのは「触れることで他者の意識を乗っ取る」ゴーストの存在である。 huyukiitoichi.hatenadiary.jp 「よくあるアイディア」ってたとえばどんな作品で使われているのかといえば、鏡明さんによる解説でも触れられているが(しかし一作目のハリー・オーガストの解説が大森望で、二作目が鏡明って凄い布陣だよね)グレッグ・イーガンの『貸金庫』は毎日目が覚めると違う男性になっている状

    意識から意識へ飛び移り数百年を生きる”ゴースト”たち──『接触』 - 基本読書
  • シムシティで生み出された人口600万人超の究極のディストピア都市「マグナサンティ」

    都市経営型シミュレーションゲーム「シムシティ3000」のプレイヤーが、人口600万人の巨大都市「マグナサンティ」を作り出しました。マグナサンティは警察権力によって徹底的に管理され、犯罪発生件数0を維持できている一方で、住民は都市から一歩も出ることなく一生を終えるという、映画小説に登場するようなディストピア都市となっているとのことです。 Magnasanti: The Largest and Most Terrifying SimCity | Rumors on the Internets https://rumorsontheinternets.org/2010/10/14/magnasanti-the-largest-and-most-terrifying-simcity/ 「シムシティ」シリーズは、自分だけの街を作り上げて、交通機関や電力などのインフラを整え、犯罪・公害・災害などに対

    シムシティで生み出された人口600万人超の究極のディストピア都市「マグナサンティ」
  • SF強者の人、教えてください。(星間戦争物)

    当方、SF弱者です。(外文弱者も兼ねています) 宇宙で星と星が戦争をしている話が読みたいのですが、その方面に暗く、どんなタイトルがあるのかもよくわかりません。 お手数ですが、星間戦争をテーマにした作品を教えてください。漫画でも小説でも映画でも構いません。 銀河英雄伝説やライのような宇宙軍記物も広義には星間戦争ですが、そうではなくてもっとこじんまりとした二つ、あるいは少数の惑星とそこに存在する文明が相んでいるものが理想です。 以下、今まで見聞きした中で宇宙戦争っぽかったもののコレジャナイ感があったもの ・うる星やつら・・侵略には来たもののラブコメ。 ・銃夢・・星間戦争が背景にあるもののアクション。 ・ぼく球・・星間戦争が背景にあるものの舞台は現代(?)地球のみ。 ・イムリ・・二つの星が火花を散らしてはいるが描かれるのは戦争ではなくてクーデターとレジスタンス。 ・レベルE・・王子の星が隣の星

    SF強者の人、教えてください。(星間戦争物)
    emiladamas
    emiladamas 2018/03/24
    老人と宇宙は既出として、早川や創元ならミリタリSFが山ほどあるからそこから選ぶとか
  • なんかこの前社長が「この世界とは数学の法則が違う(?)別の宇宙から敵..

    なんかこの前社長が「この世界とは数学の法則が違う(?)別の宇宙から敵が攻めてくるSFを読んでる」とか言ってたんだけど ググってもわからない 詳しい人タイトル教えてください

    なんかこの前社長が「この世界とは数学の法則が違う(?)別の宇宙から敵..
  • 改変歴史譚×巨大ロボ──『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』 - 基本読書

    ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)posted with ヨメレバピーター トライアス 早川書房 2016-10-21 Amazonで購入Kindleで購入 海外SFとしては今年一番の話題作と断言してもいい『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』がついに刊行された。第二次世界大戦で枢軸側が勝利することで、日合衆国が爆誕。しかもその日は「メカ」と呼ばれる巨大ロボ部隊を生み出し──と、めちゃくちゃキャッチーな設定で、発売前から話題になっていた作品である(だからこそ単行と文庫版の同時発売なんて大胆な手段も打てたのだろう。)。 とはいえ、とはいえである。"キャッチーな設定"は"おもしろい物語"とイコールではない。設定はおもしろいけど話はなんかグダグダ……なんてものもこの世にはよくあるわけである。書がそうでない根拠はどこにもないわけなので、期待6割不安

    改変歴史譚×巨大ロボ──『ユナイテッド・ステイツ・オブ・ジャパン』 - 基本読書
  • 翻訳短編SFベスト50リスト : 那珂川の背後に国土なし!

    自分が海外SF短編のオールタイムベストNo.1に推すテッド・チャンの「あなたの人生の物語」が映画化されると聞いて最初はたまげた。かなり複雑な概念を扱っているうえに物語の構造そのものに大きな仕掛けを埋め込んである作品をどうやって映像化するのだ、全然違う話にするしかないんじゃないの、と。 しかし予想はいい方向に裏切られたらしい。出来上がった映画「メッセージ」(英題:Arrival)は批評家から絶賛の嵐であるという。しかも原作読者からも高く評価されているとのことで、これは楽しみだ。おそらく映画公開に合わせて、原作の短編集(短編と同題の『あなたの人生の物語』)も新装版で出るだろうしより多くの人にこの小説の面白さを味わってもらうにはどうすればいいのだろう、とつらつら考えているうちに、「あなたの人生の物語」にとどまらず、いまいち知名度のない短編SF全般について広く紹介していきたいな、という気持ちが芽生

    翻訳短編SFベスト50リスト : 那珂川の背後に国土なし!
  • グレッグ・イーガン『クロックワーク・ロケット』 - logical cypher scape2

    直行三部作の1作目 1作目なので物語としては途中だが、女性物理学者ヤルダの生涯が1冊かけて描かれている。 『白熱光』は地球ではない星で物理学が発展していく話だったが、こちらは、我々の住んでいる宇宙とは別の宇宙での話。 我々の宇宙と、物理法則が違う世界であり、正直、そのあたりの物理話は当に全然分からなかった。 では、物理話が分からないと楽しめない話なのかというと、まあ半分くらいは楽しめない。 あるピンチが起きて、それを回避するために奮闘する話なのだが、そのピンチが何故起きたのか、どのようにしてそれを回避するのか、どちらも、まあ何となくは分かるが、ちゃんと理解するためにはこの世界の物理法則がどうなっているのかある程度は分からないと分からない。 しかし、この作品の物語を支えるアイデアはもう1つあって、こちらは分かりやすい。 この世界に出てくる登場人物達は、考え方や価値観等は地球人とほぼ同じだと

  • ハードSFって……?

    弘 『BIS ビブリオバトル部』 @hirorin0015 先日、SF用語が間違った使われ方をしている例を挙げたけど、実はSF界にもそういう間違いが広まってることを思い出した。 それは「ハードSF」! twitter.com/hirorin0015/st… 山弘 『BIS ビブリオバトル部』 @hirorin0015 「サイボーグ」とかもそうだけど、多くの人がその言葉の来の定義を知らずに、間違った意味で使ってる例は多い。 ネットで起きる議論の中にも、言葉の定義のすれ違いに起因するものがしばしば見られる。「フェミニズム」とか「児童ポルノ」とか。

    ハードSFって……?
    emiladamas
    emiladamas 2016/02/12
    私は科学考証を重視しているSF作品という意味でつかうかな、出てくる数字や描写で計算できるようなの。したことはないが/小林泰三の海を見る人とか
  • 生賴範義先生の描く「復活の日」表紙分析 | 小松左京の書庫(トピック紹介) | 小松左京ライブラリ

    『日アパッチ族』『果てしなき流れの果に』『ゴルディアスの結び目』『エスパイ』など多くの作品の表紙を描いていただき、小松左京が心から敬愛していた生賴範義先生。 小松左京と生賴先生の出会いは1972年の早川書房版の『復活の日』でした。 後の角川映画『復活の日』(1980年公開)のビジュアルを決定することにもなった早川書房版『復活の日』の表紙の分析、そして、映画化用ビジュアルにおける、生賴先生のご家族とのエピソードをご紹介します。