やっぱり子どもの貧困は親の問題である今野晴貴さんが記事にした「子供の貧困」は親の問題であるが話題になっている。 「子どもの貧困は親の問題である」というと、怠けている親や不適切な親の養育問題への批判につながりかねないし、自己責任の論調が吹き荒れかねない。とんでもない親がいるのだから、親が悪いと一方的な非難をしてしまうこともあるだろう。 しかし、表題がセンセーショナルなだけで、内容はいたって事実を基礎にワーキングプアの広がる実態を明らかにしている。 もちろん彼の論旨は親のダメさを告発しているのではなく、どれだけ頑張っても賃金が低い労働問題、働き方の問題が改善されない限り、子どもの貧困は改善しないとまとめている。 これは社会福祉、社会保障分野から見ていても全く同感である。 僕はこれまでにも各企業の非正社員比率の高さを明らかにしながら、ワーキングプアの温床、子どもの貧困拡大の一因になっていることを