一人ひとりの技術者が持つ情報や知識、思いなどを共有しようと、ブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、Wikiなどのコラボレーション・ツールを導入するソフト会社が増えているようだ。 人と人とのつながりが希薄になり、自分に直接関係することしか考えなくなってきたという問題が背景にある。技術者がバラバラに動き、他人の気持ちを想像できなければシステム構築の進ちょくにも支障を来すだろう。 ユーザー企業がIT投資の抑制をいよいよ強める中で、チーム作業における非効率の解消は最優先事項の一つに浮上している。もちろん、ツールだけで解消する問題ではない。組織体制、評価方法、技術者の育成方針など、経営方針にも大きな原因があることは確かだ。 4000人を超える技術者を擁する日立システムアンドサービス(日立SAS)は、2008年5月からSNSなどの機能を備えたコラボレーション・ツールを使っている。同
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