対立長期化、改善兆し見えず=李前大統領、竹島上陸1年 対立長期化、改善兆し見えず=李前大統領、竹島上陸1年 【ソウル時事】韓国の李明博前大統領が島根県の竹島に上陸してから10日で1年。悪化した日韓関係は、両国で新政権発足後もリセットされず、改善の兆しは見えない。 李氏は、韓国大統領として初の竹島上陸後、「天皇謝罪要求発言」や「日本の影響力低下発言」を相次いで行い、日本側は猛反発。日本政府は竹島について国際司法裁判所への共同提訴を提案するなど、これまでにない強い対応を取った。 厳しい世論も後押しし、昨年12月に発足した安倍政権は今年2月、島根県主催の「竹島の日」式典に初めて政府代表を出席させた。4月に麻生太郎副総理が靖国神社を参拝し、安倍晋三首相が「侵略の定義は定まっていない」と発言すると、韓国で反日感情が爆発した。 韓国世宗研究所の陳昌洙日本研究センター長は、「韓国は、安倍政権が日本