米ネバダ州ラスベガスで行われた、16年の大統領選の共和党候補による討論会に参加したドナルド・トランプ氏(中央)ら(2015年12月15日撮影)。(c)AFP/ROBYN BECK 【12月16日 AFP】2016年米大統領選、共和党指名争いの候補たちによる5回目の討論会が15日、米ネバダ(Nevada)州ラスベガス(Las Vegas)で行われ、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」や移民問題の他、候補の一人のドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が掲げ物議を醸している「イスラム教徒の入国禁止」まで、幅広い政治課題をめぐる各候補の主張が展開された。 この日、参加した9候補で目立った10の発言を取り上げる。 ■闘いの人生 「私は試練をくぐってきた。乳がんを克服し、子どもを失いもした。ありとあらゆるBワード(侮蔑語)を浴びせられながら、米ビジネス界のトップに上り詰めてきた」──コン
5年後のオリンピック・パラリンピックに向けて組織委員会が準備や運営に必要な費用を試算したところ、およそ1兆8000億円と当初の見込みの6倍に上り、組織委員会の財源だけでは大幅に不足することが分かりました。不足分は東京都や国が補填(ほてん)することになっていて、今後、公的な財政負担がどこまで膨らむのかが焦点になります。 内訳は、仮設の競技会場の整備費などが3000億円、会場に利用する施設の賃借料などが2700億円、警備会社への委託費などセキュリティー関連の費用が2000億円、首都高速道路に専用レーンを設けるための営業補償費など選手や大会関係者の輸送に関する経費が1800億円などとなっています。費用の大幅な増加は、首都高の営業補償など当初、想定していなかった経費が加わったことや、資材や人件費の高騰なども要因だということですが、立候補段階での見通しの甘さが浮き彫りになった形です。 一方、組織委員
今日12月18日(日本は18時30分)、最新作「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」が世界同時公開されるスター・ウォーズ。12月14日(現地時間)には、米ロサンゼルスのハリウッドでワールド・プレミアが開催され、ついにそのベールを脱いだ。 今年は「スター・ウォーズ・イヤー」と称して、国内では著作権を管理するウォルト・ディズニー・ジャパンが、年初からプロモーション活動を積極的に展開。4月29日から6月28日にかけて東京・六本木で開催された「スター・ウォーズ展」は大盛況のうちに終わり、今後も静岡や富山、大阪など全国を巡回する予定である。 フォースの覚醒に登場する新キャラクターの関連商品が販売解禁になった9月4日には、店舗の入り口に開店前から大勢のファンが行列を作った。予告動画を小出しにして公開することで、ファンの期待を煽り、ファンの熱気は最高潮に達している。 スター・ウォーズの第1作「新たなる希望
映画『マギー』が2月6日から東京・ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次公開される。 同作は、感染するとゾンビ化する壊死性ウイルスが爆発的に流行している近未来のアメリカが舞台。ウイルスに感染してゾンビ化していく16歳のマギーを前に、父のウェイドが苦悩する様や家族愛が描かれる。 血の繋がらない娘であるマギーをそばに置こうと、隔離命令のために現れた警察を追い返すウェイド役を演じるのは、同作のプロデューサーも務めるアーノルド・シュワルツェネッガー。実母を数年前に亡くしたマギーを『ゾンビランド』などのアビゲイル・ブレスリンが演じる。メガホンを取ったのはドラマ『ウォーキング・デッド』のメインタイトルのディレクターなどを務め、同作が長編初監督作となるヘンリー・ホブソン。 シュワルツェネッガーは同作について「アクション映画なら世界を救うことも出来るが、『マギー』では、ゾンビ化していく娘に対して、何も
加藤達也前ソウル支局長の会見が行われた韓国プレスセンター。手前は警戒のため待機する警察関係者の車両=17日、韓国・ソウル(撮影・納冨康) 【ソウル=藤本欣也】産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の在宅起訴問題は日韓の外交懸案だった。このため17日の無罪判決は、最近の関係改善の動きを後押しするものだ。「言論の自由」「報道の自由」といった民主主義の価値観共有に向け、韓国が歩み寄る形となった。 韓国外務省は判決に当たり、検察を通じて裁判所に文書を提出。韓国政府が事実上、裁判所側に「善処」を求めた形で、司法の独立の観点からは異例の対応といえる。これまで韓国政府は加藤前支局長の公判について、「あくまでも司法問題であり、日韓の外交問題ではない」との立場を取ってきただけに、大きな方向転換だ。 15日には東京で慰安婦問題などを話し合う日韓局長級協議が行われており、韓国政府の今回の文書はその協議を踏まえた対応と
報道の自由か、名誉毀損(きそん)か――。朴槿恵(パククネ)大統領にまつわる「うわさ」を載せた産経新聞ウェブサイトの記事をめぐる裁判で、韓国の裁判所は無罪を言い渡した。判決直前、韓国外交省は裁判所に異例の「配慮」を求めた。停滞する日韓の外交交渉に弾みはつくのか。 ざわつく法廷 ソウル中央地裁の傍聴席は100人を超える報道関係者らで埋め尽くされた。韓国の法曹界の大方の見方は「有罪」だった。 午後2時前、裁判長と裁判官2人が法廷に入った。裁判長は判決の言い渡しを始める前に、外交省から検察側を通じて、裁判所に提出された文書を読み上げた。行政府である外交当局が司法府である裁判所に要請をするのは極めて異例だ。傍聴席がざわついた。 加藤達也前ソウル支局長は立ったまま判決の読み上げを聞き続けた。記事で書いた「うわさ」が虚偽で、それを加藤氏も認識していた。裁判長は争点にそって一つひとつ判断を示していく。加藤
大分県別府市がパチンコ店など市内の遊技施設に「生活保護受給者」がいないか巡回調査し、見つけた受給者の支給額を減額していた。ネット上では「どんどんやれ」「当然ですな」と称賛の声が巻き起こっている。 今から2年前にも、生活保護費の不正受給やギャンブルへの使用を禁止した「小野市福祉給付制度適正化条例」が兵庫県小野市で施行されたことで、多くの賛辞が寄せられた。 「市民感覚からすると、受け入れられないでしょう」 別府市の調査は、2015年10月の計5日間、市職員35人が市内にある13のパチンコ店と市営別府競輪場を巡回。見つけた生活保護受給者25人を一人ずつ市役所に呼び出して注意し、次の巡回で再び見つけた場合は1か月分支給額を大幅に減らした。 市によると、こうした調査は少なくとも25年前から年1回のペースで実施されていた。巡回する時間帯は10時頃から16時頃まで。3回以上見つけた受給者については、2か
これもその渦中で書くのはためらっていたのだが、「闇のキャンディーズ」問題で微妙に気になっていたことがあった。 その前に、「闇のキャンディーズ」問題とは何か、というと、そのペンネーム、というか呼称でTwitterに登録した人がいて、自身の考えに反対する人に対して、例えば、「☓☓☓死ね。それとも、殺されたいのか?」「お前の赤ん坊を豚の餌にしてやる」といった暴言を吐いていた。 ひどいものだとは私も思うが、私自身、その手の暴言をコメント欄などでよく受けてきたので、ネットの世界ってそんなものだよねと思っていた。 というか、微妙に気になっていたことに関連するのだが、どこかしら、そうした暴言の人々を、どうしようもないじゃないか、ということで許容していたのではないかとも思う。 これが今回「闇のキャンディーズ」問題として「問題」化したのは、水俣病訴訟にも関わっている弁護士の高島章氏に対して、「うるせーな、ハ
1.なぜ「自由の女神像」か 1989年、世界が注目する中国の民主化運動のさなか、1か月以上のデモを経て、中央美術アカデミーの学生たちが、米国の自由の女神に敬意を表して、高さ10メートルのポリスチレンと石膏の像を制作した。共産主義中国におけるより民主的な統治を望む彼らの願望を象徴するため。民主化支持の学生デモ参加者がこの「民主の女神」を担いで天安門広場に向かって行進した。 毛沢東の肖像画の前で旗を振る民主主義支持デモ参加者の大群衆の中にそびえ立つ「民主主義の女神」。毛沢東の肖像画の前で旗を振る民主主義支持デモ参加者の大群衆の中に立つ「民主主義の女神」。デモ鎮圧の際、女神像は破壊された。 オリジナルの像は自由の象徴、言論の自由と民主主義運動の象徴となったため、1989年の出来事を記念して世界中でこの像の多くのレプリカが建てられた。その中にはアーティストのチェン・ ウェイミン氏と賛同者によって建
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