完全犯罪がさらに難しくなりそう。 ウェアラブルが人の命を救ったというニュースはありましたが、ウェアラブルが犯罪の立証に使われるケースが今後増えるのかな。アメリカ、オハイオ州でそう思わせるような出来事がありました。 自宅から出火し40万ドルの被害を受けたRoss Compton氏、59歳。警察当局は同氏の証言を疑い、火災は保険金目的の自作自演と考え、起訴します。そして、同氏の体内に埋まっている心臓ペースメーカーのデータが今年2017年12月の裁判で証拠として使われることになったんです。 Compton氏の証言がどんなものだったのか、オハイオ州ミドルトン市の地元メディアJournal Newsは次のように報じています。 Compton氏は外部ポンプを持つ人工心臓を移植されている。彼は「火事が始まったとき、寝ていた」と警察に供述している。起きて火に気付くと、荷物をスーツケースやカバンに詰め、寝室