イラン北西部、ザンジャーン地区メヘラバード、シェヘラバード、ハムゼヘリの村付近には、周辺の岩の大地に巨大な岩塩ドームが突き出している。 この岩塩ドームは粘土と岩塩で特殊なギプスのようになっている塩気を帯びた岩で、500万年から2300万年前の中新世時代にできた。 構造プレートの活動と上を覆っている地表が減少したせいで、塩が地表近くまで迫り、地下に岩塩坑を掘って塩を採掘することができた。 岩塩坑を採掘中、かなり古い時代のものと思われるミイラが発見された。その後も続々と発見され、トータルで6体が発見された。 これらミイラは「ソルトマン」と呼ばれている。 最初に発見された切断された頭だけのミイラ 山の南東側にはたくさんの岩塩坑があるが、その多くは古代からずっと稼働している。 1994年の採掘作業中に、かなり古い時代のものと思われる切断された頭部が発見された。塩のせいで水分がなくなり、非常に良好な