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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/bongo-pete (9)

  • 下山時に疲労しきってしまい、マジで救助要請を考える事態に追い込まれた時に思い出して欲しい歩行術 - 豊後ピートのブログ

    今年の夏、山岳遭難の報道で特徴的だったことがあります。それは下山時に疲労で動けなくなって救助要請というパターンが、とても多かったことです。 疲労で動けなくなるのって、実際にはいろいろなケースがあると思うのですが、報道では体力不足のひとことで片付けられていることが多く、解決策は身体を鍛えるとか、余裕をもった山行計画を立てるとか、その程度のことしか書かれていません。遭難の記事を読んでいると、これだったら救助要請しなくても何とか自力下山できたのではないだろうか?と、想像することが多々ありました。というわけで、久々のブログエントリーは、下山時に疲労でもうアカンとなった時の対応策についてです。 下山を続けている時に動けなくなるほど疲労するケースの多くは、簡単に書くと下りで使う筋肉の酷使だと思います。 膝の痛み対策講座② 登山で膝が痛くなる原因とは?/ヤマケイオンライン この記事は膝の痛みについてなの

    下山時に疲労しきってしまい、マジで救助要請を考える事態に追い込まれた時に思い出して欲しい歩行術 - 豊後ピートのブログ
  • 富士山の入山料を強制的に徴収できない理由を行政の資料から考える - 豊後ピートのブログ

    富士山で任意の入山料(富士山保全協力金)の制度が始まったのは、2013年の夏です。この年にまずは実験として任意の支払いということで導入し、翌年には強制徴収しようぜ!!みたいな雰囲気でした。しかし10年近く経過した現在においても実現には至っていません。 2020年の2月に入山料の強制徴収を行うという報道があり、翌2021年3月にはこれを法定外目的税でやるという話が出てきました。これでいよいよ当に強制徴収するのか?と思いましたが、2022年3月、いろいろ問題があるために年度は見送りとなっています。 なぜ、富士山の入山料を強制徴収することが今までできなかったのでしょうか?この話題については当ブログで何度も触れてきましたが、今回は行政側の資料から見ていきたいと思います。 で、今回参考にするのはこの資料 富士山利用者負担専門委員会(令和3年2月)(PDFファイル) http://www.fuji

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  • 今年は熊鈴がブームになりすぎて大変な模様 - 豊後ピートのブログ

    連休でみなさん山に出かけておられるでしょうが、私は自宅待機中です。 さて、今年は北アルプスで熊の目撃情報が相次いでいます。 奥穂高岳山頂に熊が出没。(熊は写ってません) 皆さん頂上に避難中。 自分が下り中にスグ近くにいたのでまず逃げまして写真を撮る暇が無かった。 今はもう熊も去り大丈夫。 pic.twitter.com/QkpLATJWIH — NORI.SPQR@次は霞沢岳 (@SpqrNori) September 6, 2019 さきほど14:00頃、明神-徳沢間の登山道、熊の成獣を目撃。 登山者が大勢通ってる目の前で、登山道を横断していきました。 (明神-古池の中間点付近です)#ツキノワグマ #北アルプス — 野中径隆 MichitakaNonaka(Nature Guide LIS) (@natureguidelis) September 7, 2019 烏帽子野口五郎間で登山道

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    endo_5501
    endo_5501 2019/09/14
    “朝の3時からチリンチリン鳴っている”
  • バテバテな仲間はリーダーのケツに配置するべき - 豊後ピートのブログ

    ネットサーフィン(死語)しているうちに見つけたのですが・・・ 富士山に登山中、見知らぬ男から「男が前を歩けよ」と言われました。/Yahoo!知恵袋 引用 富士山に登山中、見知らぬ男から「男が前を歩けよ」と言われました。 と富士登山中、7合目~8合目あたりで、いかにも山好きって感じの 40代前半くらいの男に呼び止められました。 山頂「女←男」で登るんじゃなくて、「男←女」で登れというのです。 私はが自分のペースで登っていけるように、あえてを先に行かせており、 登山の時は登るのが遅い人に合わせる……と思っていましたので、 「彼女の好きなペースで登らせたいので…」と言ったのですが、 男は鼻で笑い、 「な、みんなこういう勘違いしてんだよ。まぁいいや好きにしな(笑)」と 吐き捨てて登って行きました。 引用おわり 引用 ちなみにその男は、その後も男女のカップル&グループを追い越すときは 必ず声を

    バテバテな仲間はリーダーのケツに配置するべき - 豊後ピートのブログ
    endo_5501
    endo_5501 2014/01/24
    「オーバーペースで歩くからすぐにバテてしまい、休む時間がどんどん増えているだけなのです」
  • 山ガールは実在した - 豊後ピートのブログ

    1週間以上前に北アルプスから戻ったのですが、昨年と同様、あまりの暑さに死にかかっております。なんせ、最低気温がヒトケタの世界から、いきなり東京の真夏ですからねえ。そんなわけで、そろそろエントリー書かないとと思いつつ、のびのびになってしまいました。 今年、北アルプス北部に入山して驚いたのは、若い女性が多かったことです。女性だけの2人パーティ、あるいはソロで歩いている女性を普通に見かけました。こんなこと、これまで無かったことです。若い女性が単独で山小屋の前にいたら、付近にカレシがいるはず、というのが山の常識だっただけに、衝撃的でしたね。 不帰の北峰で山スカ見かけた時は、感動すらしました。 山ガールなんて富士山と高尾山と涸沢にしかいないもの、と思っていましたが、やはり、それだけではあきたらない人がいるのでしょうね。 また山ガールだけでなく、若者の姿を見かける機会も相当増えた感じです。夕方、パトロ

    山ガールは実在した - 豊後ピートのブログ
  • 高度計と地図 - 豊後ピートのブログ

    最近ふと思いついたんですけどね、地図と高度計があれば一般コースでの現在地特定なんて楽勝だ、ってことを知らない人が意外に多いのではないでしょうか。 北アルプスに登ってくる登山者とか、ガイドやっていた時のお客さんとかにこういう話を何度かしたことがあるんですけど、このことを知らん人ばかりでした。 「ワシも知らん」という人がおられましたら、匿名で構いませんのでコメントしてください。 読図とかコンパスの使い方とか言い出すとそれだけで面倒くさがる人が多いですけど、等高線読んで高度計の数字を見るぐらいなら、気楽にできると思うですよ。 当はコレだけではまずいです。地図と高度計だけで現在地を特定するのは「登山道から逸脱していなければ」成立するものであり、また平坦な地形が広がる場所では使えません。が、知識は無いけど気合いだけはあるという人が登ってくるケースがほとんどな現状を思えば、まあマシですか。 高度計と

    高度計と地図 - 豊後ピートのブログ
    endo_5501
    endo_5501 2011/01/15
    言われてみりゃあ、たしかにそうだなあ
  • 登り方を身につけるナイスな方法(たぶん) - 豊後ピートのブログ

    バテバテになった登山者をなだめたりすかしたりしながら山小屋まで引っ張っていくのが夏の業務なワケですが、バテた人のほとんどに共通するのが、歩幅の広さですね。特に段差を登るときの歩幅です。 こっちが2歩とか3歩で登っている高さを、バテバテさんは「鋭!」(池波正太郎風)てな感じで一気に上がるわけです。バテているのにそれを繰り返していたら、カラダが保たないですよね。自転車に例えるなら、重いギアで立ち漕ぎしながら急坂を登るようなものです。 そこで「一気に上がらないで、もっと小刻みに登りなさい」とアドバイスするんですけど、初心者って「エエ感じの位置にあるけど、微妙で細かいフットホールド」が見えていないので、高い段差をそのまま上がってしまうわけです。 昔読んだ小西政継のには、「山歩きを覚えるのなら、重い荷物を背負って歩け」って感じの言葉が書いてありました。重い荷物を背負ったら足が上がらなくなるので、い

    登り方を身につけるナイスな方法(たぶん) - 豊後ピートのブログ
    endo_5501
    endo_5501 2009/10/14
    今度やってみる!
  • 転落、そして滑落 - 豊後ピートのブログ

    2018年注記:以下の記事はだいぶ古い話になりました。転落滑落事故については最近まとめたものがありますので、こちらも是非参照してみてください 転落事故を防ぐためには/豊後ピートのブログ 大キレットや不帰キレット、槍の穂先など、北アルプスに難所はたくさんあるけれど、こういう場所でのレスキューは、それほど多くはない。普通の登山者なら、このような難所はコワイから慎重になって通過する。鎖場やハシゴからまともに落ちるのは、山慣れた人か子どもである。それ以外の事故は、比較的安全なところで起きている。たとえば鎖と鎖の間のちょっとした平地や、ハシゴ場を降り切ったところ、また鎖場のスタート地点のような「それほど恐くない」ところだ。 唐松岳から五竜岳へ向かってすぐのところに、牛首の鎖場、という場所がある。ここはあまり知られていない地名だが、鎖場が連続していて意外に大変だ。ここに1ヶ所だけ真新しくて太い鎖が張っ

    転落、そして滑落 - 豊後ピートのブログ
  • 転落滑落事故について思うこと - 豊後ピートのブログ

    2008年末にかけて冬山遭難が何件かありました。今年は今のところ吹雪で身動きとれねー型の遭難は発生していないようですが、転落や滑落は多いですね。 冬山での転落や滑落事故を語る時、考えなくてはならないのが、滑落停止訓練の効果です。滑落停止訓練に意味があるのかないのかって昔からよく議論になりますけど、私見としては「やっておけ」ってところでしょうか。 以前、槍ヶ岳の山頂から滑降するという外国人のスキーヤーがテレビに出ていました。もちろん槍の肩からの滑降ではありません。その時彼は、 「オレは(転倒しても)60度の斜面でも止められるぜ」 てなことをコメントしていました。60度といったら相当急な斜面ですけど、それができないとエクストリームスキーでは命がいくつあっても足りないわけですね。 一方、転落や滑落事故においては、60度どころか45度ぐらいの斜面でも停止できず、延々と数百メートルもぶっ飛んでいく人

    endo_5501
    endo_5501 2009/01/06
    「それは結局、転倒に慣れているか否か、でしょうね。」そうなのかー。
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