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ブックマーク / shorebird.hatenablog.com (2)

  • 書評 「逆転の大戦争史」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    逆転の大戦争史 (文春e-book) 作者: オーナ・ハサウェイ,スコット・シャピーロ,船橋洋一・解説出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2018/10/12メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 書は法学者であるオーナ・ハサウェイとスコット・シャピーロによる,なぜ第二次世界大戦後主要国同士の大きな戦争が激減したのかについて法政治思想史的に解明しようというテーマのになる. この第二次世界大戦後の戦争激減(暴力減少)について,ピンカーは「The Better Angels of Our Nature」(邦題「暴力の人類史」)において「長い平和」と名づけ,それを可能にした要因を民主制,国際貿易,国際機関に求め,さらにそうなった要因についてモラルの輪の拡大と歴史に学ぶ態度だと位置づけている.著者たちは,このピンカーの議論は国際法体系,および法思想的な視点が希薄だと考えて書を

    書評 「逆転の大戦争史」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  •  「生物にとって自己組織化とは何か」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    生物にとって自己組織化とは何か―群れ形成のメカニズム 作者: Scott Camazine,松忠夫,三中信宏出版社/メーカー: 海游舎発売日: 2009/04/01メディア: 単行購入: 4人 クリック: 69回この商品を含むブログ (11件) を見る スコット・カマジンほか6人の共著による生物系における自己組織化についてのである.原題は「Self-Organization in Biological Systems」.*1 「自己組織化」という言葉は,私のような生物の進化適応に興味のあるものにとってはちょっと怪しい言葉である.それは自己組織化という概念で自然淘汰では説明できない進化現象を代替的に説明できるという主張が,進化についての怪しい言説に時折見られるからだ.*2 書はそういう書物では全くない.というより第7章でそういう主張がいかに誤っているかを論じていたりする.書において

     「生物にとって自己組織化とは何か」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    endo_5501
    endo_5501 2009/06/11
    うわー、読んでみたい!でも高いよー!
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