自民党は19日夕、党本部で緊急に党役員らが協議し、菅首相から谷垣総裁への入閣要請を拒否することを決めた。 その後、谷垣氏は記者会見し、首相からは副総理兼震災復興相として入閣要請があったことを明らかにした。そのうえで、谷垣氏は、「党役員と議論して、(入閣要請を)正式にお断りしようということになった。今、首相に電話してその旨を申し上げた」と述べた。
世論調査で人気の高かった前原誠司氏を外相辞任に追い込んだことは、自民党の政権奪還戦略にとって大きな意味を持つ。「ポスト菅」の本命をつぶし、不人気の菅直人首相のまま、解散・総選挙に追い込むことが、理想的な展開だからだ。 自民党は今国会、野田佳彦財務相、蓮舫行政刷新相、枝野幸男官房長官ら、ポスト菅世代を狙って次々とスキャンダルを追及した。中でも力を入れたのが、前原氏だった。 先月21日の衆院予算委員会。保守派論客である稲田朋美氏は、前原氏が1992年と99年に北朝鮮を訪れていることを指摘。前原氏に「よど号」乗っ取り事件の犯人と「平壌市内のホテルでばったり会った」「(一緒に)写真をとった」と認めさせ、北朝鮮と前原氏の親密ぶりを印象づけることに成功した。 そんな中、西田昌司参院議員のもとに京都の支援者から「前原氏を熱心に応援している飲食店がある」との情報提供がもたらされた。調べると経営者は在
昨日、NHK BSで大河ドラマ「お笑い柴田勝家」を見た後、7時のニュースでも見るかと地上波に変えると、前原外務大臣辞任の速報が入っていた。まさかと思った。これで鳩山外務大臣かというギャグが思いついた。 呆れたという他はない。焼き肉屋のおばちゃんが、近所に引っ越してきた中学生の前原ボクちゃんを息子のようにかわいがっていて、大人になったら政治家になったのだからがんばれやということで支援の献金もしてたら数年にわたって20万円ほどになった。おばちゃんは在日生活の長い韓国人。で? 何が問題? 政治資金規正法違反? 曰く、第22条5項では外国人からの政治献金を禁じている、と。しかし、これは故意の受領に限定されているわけで、今回は故意ではないだろう。似たように在日韓国人・朝鮮人およびその私企業からの献金を受けていた政治家は過去にもいるし、それで済んでいる。 前原さん自身も、福田康夫元首相も過去に北朝鮮系
何とか生活は出来ている。定期的な更新に復帰できれば、とは思っているのだが。 書きたいことは色々あるのだが、昨今の民主党政権と国内情勢に関して、少しばかり所見を述べてみたい。今の日本が問題山積であることは間違いなくはあるが。もっともEUも散々な情勢ではある。ユーロ安でのドイツの風景とか、あれは何だろう。そりゃ庶民には輸出企業の恩恵の実感は薄いだろうが。 民主党政権: 鳩山内閣はもちろん。管内閣になっても評判は散々なようだ。しかし私としては、世間の反応がむしろ妙に思える。事前の期待があまりに高すぎたようにしか見えないのだ。悪くすると日米安保が飛ぶ確率も2割くらいあるかなと思っていたのでこの程度の被害なら自民政権と大差ないので止む無しかと思っている。いや、皮肉ではなくて。結局、これは思想より実益を重視するという日本の伝統的な政治の風景を民主党もまた反映した結果なのだろうと思う。 さて、現実の政権
政府は8日、自民党の麻生太郎元首相を来年1月のブラジル大統領就任式に特使として派遣する方針を固めた。野党議員の特使は異例で、政権運営が行き詰まっている菅政権は首相経験者の外交手腕に期待を寄せるが、政府・民主党の外交のパイプが細い証左ともいえる。同党内では「なぜ政権交代前に厳しく追及してきた自民党になりふり構わず秋波を送るのか」(中堅)との不満も出ている。 麻生氏は来年1月1日に首都ブラジリアで行われるルセフ新大統領の就任式に出席し、菅直人首相の祝意を伝達する。与党議員の派遣も検討されたが、超党派の日伯国会議員連盟会長を務めるなどブラジルとの関係が深い麻生氏に前原誠司外相が打診した。 首相は8日には森喜朗元首相と会談し、硫黄島(東京都小笠原村)で戦死した旧日本兵の遺骨収集について「超党派で努力しなければならない」と協力を要請。14日予定の硫黄島視察は首相と民主、自民両党などの議員が参加する極
「大連立」絡みとの見方広がる=菅・森会談で自民に波紋 「大連立」絡みとの見方広がる=菅・森会談で自民に波紋 自民党の森喜朗元首相が8日、菅直人首相と首相官邸で会談し、同党内に波紋が広がった。森氏は福田政権下の2007年秋に起きた民主、自民両党による大連立構想の仲介役。菅政権の苦境を踏まえ、実現に向け再び動きだしたとの見方が多いが、党内には反発も強い。 会談は硫黄島での旧日本軍の遺骨収集をめぐって、森氏が首相に持ち掛けた。首相は記者団に「(遺骨収集に)超党派でしっかり取り組もうと互いに話をした」と説明したものの、「政局の話はしたか」との質問には答えなかった。 自民党内では、わざわざ森氏が官邸に直接出向いて話す内容なのか、「極めて不自然」(幹部)との受け止めが多い。こうした中、森氏の動きとタイミングを合わせるかのように、自民党の谷垣禎一総裁が、07年の大連立に関与した渡辺恒雄読売新聞グルー
参院選が公示され、公式に選挙モードになった。となれば、マスコミ各紙は、各党の政策比較をするものだが、今回はさぞかし大変だろう。民主党と自民党だけをとっても、夫婦別姓や外国人地方参政権などでは違いは明確であるが、国民生活に関係が深い経済政策ではほとんど同じになっている。 これを、民主主義が成熟してきて政策の差異がなくなってきたと理解することは間違いだ。民主党も自民党もそれぞれ政策の「家元」がいて、その家元の示すものを出しているだけだ。その家元とは霞ヶ関官僚である。 いきなり「4番」の増税持ち出す 第一に消費税10%であるが、自民党が公約として先に出した。それは、谷垣禎一自民党総裁の意向が大きい。いうまでもなく、谷垣総裁は消費税引き上げ論者で自民党総裁になった人だが、その基本は財務大臣の時に形成された。財務大臣を辞めても、財務大臣時代と同じように財政再建を言い続けたというより、他の政策を知らな
すでに報道されている通り、平沼赳夫氏と与謝野馨氏が中心となって新党「たちあがれ日本」が結成されました。 与謝野氏については、これまでもこのブログでも何度も取り上げてきましたが、財務省をバックにした政治家で、消費税増税による財政再建にこだわっている政治家だというのが、僕の認識です。 しかし、与謝野氏は小泉政権以降ずっと自民党政権の中枢に関わってきた政治家でした。当然政治家としての力量も大きなものがあります。そのような与謝野氏が、なぜ自民党離党という選択を行ったのでしょうか? そんなことを考えていたところ、id:kibashiriさんが与謝野氏について面白い指摘をしていました。 政治家としての彼の行動原理は何なのでしょうか。 私は彼を根っからの趣味人、それも札付き(失礼)の理論派ギャンブラーだと見切っています。 私は一人の男としては与謝野氏は好きなタイプです。 彼はギャンブルやゲームが大好きで
政局にはあまり関心ないし、率直に言って裏でうごめくものについては何にもわからないが、昨日与謝野馨元財務相が自民党を離党したことに触れて、たわいない印象だが書いてみたい。 与謝野氏の離党では二つのことを思った。一つは、ああこの人は本気なんだなということだ。この自民党ではだめだと判断し、かつ自民党に縛られない自身の政治理念にきちんと向き合っているのだと。もう少し言うと、比例復活してしまった自身に恥じているとともに、自分の命をかけても政治(消費税のきちんとした道筋)をやろうとしている漢なのだろうなと思った。政治家の倫理としては立派なものだ。 そしてもう一つは、それでも私は与謝野氏の経済理念を支持できないということだ。与謝野氏は頭の悪い人ではないから、民主党のようなとんでもない政治をすることはないし、要所要所ではそう間違った判断もしない。しかし、中期的に見れば麻生内閣でもっともまずい経済政策を推進
自民党の田村耕太郎参院議員の離党は、民主、社民、国民新の与党3党の連立運営にも影響しそうだ。仮に田村氏が民主党入りすれば、国民新党などと統一会派を組む民主党は参院でも過半数を確保し、社民党の発言力は低下する。自民党内では離党「予備軍」の存在も懸念されており、来年1月召集予定の通常国会をにらんで与野党の駆け引きが激しくなってきた。 民主党内では18日、田村氏の離党について「来夏の参院選で正々堂々と戦い、いい人材を得た方が良い」「参院選を控え、連立の枠組みは変わらない」など、冷静な反応が目立った。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題や来年度予算編成など、与党内で調整が必要な案件は山積しており、無用の混乱を避けるためだ。 ただ現在の国会勢力で、参院の1議席は重い。民主党の参院勢力は、会派離脱中の江田五月議長を除き114人。統一会派で120議席だが、過半数(議長を除く)は1議席不足だ。この
⇒時事ドットコム:昨秋ならこんな負けなかった=麻生首相 麻生太郎首相は9日午前、首相官邸で海洋政策研究財団の秋山昌廣会長と会談した。首相はこの中で、衆院選の自民党惨敗に関し「昨年秋に衆院選をしていたら、こんなに負けていなかった」と述べた。 首相は昨年9月の就任直後にも衆院解散のタイミングを探ったが、米国発の世界同時不況への対応を優先し、解散を今年7月まで引き延ばした経緯がある。秋山氏によると首相は、「(昨秋解散していれば)経済対策はできなかった。その辺は民主党にも分かっている人はいる」とも指摘。また、「選挙前で1キロ、選挙中で1キロやせた」と厳しい選挙戦を振り返っていたという。 選挙だけならさっさとできるという意見もあるけど。 秋にやっていたらこんなに負けなかったのもたしかだけど。 それでも秋にやっていても自民党は負けて、せいぜいよい寄せにもっていっても、民主党の連立政権がオチ。しかも、そ
任期満了に伴う東京都議会議員選挙(定数127)が12日投開票され、民主党が躍進し、第1党となる公算が大きくなった。今回の都議選では、自民、公明の「与党」が、過半数を維持できるかが焦点。都議選は、次期衆院選の前哨戦に位置づけられ、各政党が国政選挙並みの総力戦で臨んだ。
⇒民主党、新テロ特措法改正案 早期採決容認の方針 - MSN産経ニュース 民主党の山岡賢次国対委員長は8日午前、共産、社民、国民新の野党3党の国対委員長と国会内で会談し、新テロ対策特別措置法改正案への対応について9日の衆院本会議での趣旨説明・質疑を省略し、ただちに衆院新テロ特措法特別委員会審議に付託する考えを伝えた。これは、民主党は同法改正案に反対するものの、早期の衆院採決を容認するというものだ。改正案は早ければ10日にも衆院を通過し、来週中にも野党が多数の参院で否決され、衆院の再議決を経て成立する可能性が出てきた。 どっち? ⇒新テロ特措法改正案:衆院を週内通過へ 民主が容認姿勢 - 毎日jp(毎日新聞) 民主党の要求には、速やかに反対の意思表示を行うことで、与党に早期解散を促す狙いがあるとみられる。 か? ⇒新テロ法案、今国会成立へ…民主が早期採決応じる方針 : 政治 : YOMIUR
麻生対小沢というお話ばっかり。 自民党の総裁選は出来レースでナンセンスといえばナンセンスだったが、石破は顔を見ないで話を聞いていると理路はしっかりしている、小池は高橋洋一の構想を打ち出していた。石原はただのバカだった。与謝野はわざとらのピエロだった。まあ、人の話は聞いてみるもんだな感はあった。 小沢の対談を週刊朝日で読んだ。印象としてはとんでもないアナクロニズムの幻影なんじゃないか、というか、小沢を追いかけてきた自分の時代遅れの感じもした。むずかしいなと思う。小を捨てて大を取るというか、ある意味で戦後史の怨念、これは田中の呪いともいうべきものかな、それが左派を飲みつくして吠える図がありそうだ。小沢のカネづるなど叩けばいくらでもでそうなものだが、概ねマスコミも黙りだした。なんだか、全共闘の後編のような空気も感じる。
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