クラマー氏、日本五輪代表にエール「男子も女子も勝利を願っている」 「日本サッカーの父」と呼ばれた指導者で、1968年メキシコ五輪での日本男子初の銅メダルに大きく貢献したデットマール・クラマー氏(87)が4日、ドイツ南部ライトインビンクルの自宅で、ロンドン五輪のサッカーで日本が初めて男女同時に準決勝に進んだことを喜び「男子も女子も日本の勝利を心から願っている」とエールを送った。 「試合終了の笛は次の試合のキックオフ」の名言で知られるクラマー氏は、年齢を感じさせない熱い口調。「終わったことに浸っていないで、すぐ次の相手への対策を考えないといけない。われわれができなかった決勝進出を果たしてほしい」と激励した。 男子は7日(日本時間8日未明)の準決勝で、44年前の3位決定戦で下したメキシコと当たる。同氏はFW釜本邦茂氏ら当時の選手全員が試合後、激しい消耗のため選手村で倒れ込んだエピソードを紹介し「