絶版マンガを全ページ無料配信しているJコミが7月11日、「絶版マンガ図書館」としてリニューアルした。 これまで赤松氏の個人的な繋がりを起点に絶版となったマンガを配信してきたが、これをユーザーからの資料の投稿を起点にする方向に大きく転換した。2010年のJコミのローンチを取材していた筆者にとっても、大きな意味を持つものだ。 絶版マンガ図書館は、「日本のマンガ文化の100%保存」を目指し、出版社が取り扱わなくなった全ての絶版マンガを収集し、全ページをそのサイトに公開する。 公開までのプロセスは次のようになっている。まず、読者は掲載して欲しい作品の“資料”をサイトにアップロードする。その資料はJコミが開発した「絶版判定アルゴリズム」により自動的に絶版であるかどうか振り分けられるが、最終的な判断は手動(目視)だという。 そして、ランダムに選択した作品中の5ページを電子透かし入りで掲載、作者(もしく