Appleが、ユーザーのプライベートなブラウジングデータの一部をGoogleや中国の技術企業Tencentに送信しているとの報道を受け、コメントしている。ユーザーの情報は自社システム内に保護しており、容易に識別可能なウェブサイト情報は他社に送信していないという。 Appleに対する懸念は、「詐欺Webサイトの警告」システムに関するここ数日の報道に端を発している。このシステムは「Mac」コンピューター、「iPhone」「iPad」端末に搭載されるAppleの「Safari」ウェブブラウザーに組み込まれた機能で、ハッカーがユーザーの銀行、電子メール、ソーシャルメディアのログインパスワードをだまし取るために仕組んだウェブサイトを訪問した際、ユーザーに警告することを目的とする。デフォルトで有効となっているが、オフにすることも可能だ。また、悪意あるウェブサイトを追跡するためにGoogleが10年ほど