選択的夫婦別姓をめぐって、自民党内で近く議論が再開されるのを前に、制度の導入に賛成する党の議員らが新たな議員連盟を立ち上げることになり、今後、党内での論議が活発になりそうです。 夫婦が希望すれば、結婚前の姓を名乗れる選択的夫婦別姓をめぐり、自民党内では賛否が分かれ、去年の年末以来、意見集約に向けた議論が行われていませんでしたが、石原元幹事長を座長とする作業チームが新たに設けられ、近く議論を再開する見通しです。 これを前に、制度の導入に賛成する党の議員らが、早期の実現を目指して新たな議員連盟を立ち上げ、来週25日に設立総会を開くことになりました。 呼びかけ人には、代表を務める浜田元防衛大臣をはじめ、野田聖子幹事長代行や岸田前政務調査会長らが加わる予定で、「今の制度は、姓の変更を望まない人にとっては個人の尊厳を傷つける問題もあり、結婚を断念するなどの事態を招きかねない」などとして、賛同を呼びか