ベンチャーを立ち上げる前の人へ こんにちは!僕はnanapiというサービスをやっているベンチャー企業の代表をやっているのですが、ベンチャー立ち上げ経験者ということで、「ベンチャーを立ちあげたいよ!」という人たちの講演会などにたまに呼ばれてお話させていただいていたりします。 僕の話をしてもどうか、という気持ちはあるものの「今日の最良の教師は、昨日の生徒だ」みたいな格言が好きで、すでに成功してしまった人より、一歩だけ前にいる人が話すほうが参考になるだろうということで、僭越ながら話させていただいていたりします。 というわけで、この前、またそういうところでお話させていただいたのですが、「今、どの事業が白地ですか?」という質問を聞かれたので、それについてまとめてみようと思います。 よくやりがちな考え方 事業をやる上で最初に考えることの1つとして「どういう事業をやろうか」というところがあると思います。
いいね! 138 ツイート B! はてブ 1171 Pocket 1292 少しの投資でスピードアップ 起業したては、本当にお金がないので、いかにお金を使わずに会社をするか!と考えがち。 この考え自体は大変素晴らしいのですが、気づくと何でも自分達で全部やっていて、本業に注力すべき時間を、まったく本業とは関係の無いことに費やしていたりします。 お金がないベンチャーでも、少しの投資で劇的にスピードがあがったりするもの。自分の経験を元に、そういったサービスや外注先、そして、外注すべきかどうかの判断軸などを紹介します。 人のアウトソーシング 人のアウトソーシングで大切なのは、「丸投げ」にしないということです。例えば、起業手続きで言えば、行政書士さんにお願いすれば、簡単に会社を設立してくれますが、最低限の知識(資本金、株、会社の仕組みなど)は自分で把握すべきです。完全にブラックボックスで丸投げしてし
先月書いた「フェイスブックが仮想通貨を本格展開 ITプラットフォームは「経済圏」へ向かう」というエントリに対して、はてなブックマークでこのようなコメントがあった。 <円天との違いは何だろう。通貨の価値を担保しているのは法を執行する国家権力であって,仮想通貨はその枠組みの上に成り立っている。対立するものという見方は間違い>。 このyoko-hiromさんは、通貨の価値を担保しているものは「法を執行する国家権力」だ、と考えているようだ。ほんとうにそうだろうか?これは通貨というものをあらためて考えるのにいい題材なので、少し書いてみたい。 通貨といえば、国が定めた「法定通貨」のことを指すのが普通だ。日本の場合、「日本の通貨は日本円ですよ」と決められていて、日本円が通貨であることを国が約束している。これだけ見ると、通貨の価値を担保しているものは「法を執行する国家権力」だ、というふうにも思える。 しか
先日の「日本は「消費者独裁国家」である」に対して、EU労働法の専門家・濱口桂一郎(hamachan)氏よりツッコミが入った。 EU労働法政策雑記帳 - 労働の消費者は使用者です、もちろん。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/03/post-b158.html 「日本は「消費者独裁国家」である」について、<云ってることはおおむね正しい。というか、おおむね賛成>とした上で、私がそこで書いた <雇用であれば労働者が「善」、会社が「悪」> という部分に対して、濱口氏は <経済学の初等教科書を引くまでもなく、労働の供給者が労働者であり、労働の消費者が使用者であります> と指摘している。 この指摘はまったくその通りであり、「経済学」的に言えば、<労働の供給者が労働者であり、労働の消費者が使用者>となる。 労働者は、「労働サービス」の供給者・提
先日の「日本の問題は、「人の流動性」が低すぎてノウハウが循環しないことにある」に対して、はてなブックマークでこういうコメントがあった。 <あなたが社長なら、解雇された人間を自分の会社に雇いますか? と聞きたい。解雇されっぱなしの一方通行地獄の始まりでは?>(ToMoNyaさん) もちろん雇う。というか、解雇されたかどうかは関係なくて、欲しいと思う人材だったら雇うだけの話だ。 とはいえ、これは私の考えにすぎない。日本企業一般では、「解雇された人間」を回避するような傾向はおそらくあるだろう。しかしこれは、現状ではまさに解雇規制があるために、企業が採用失敗リスクを最小化しようとして、属性による「統計的差別」をおこなうからだ。新卒偏重も、学歴重視も、女性・中高年・未経験者が不利なのも、すべてここに発している。いわば「解雇規制が差別を生み出している」のだ。 解雇規制のないアメリカでは、1年のあいだに
まあ、決算なんだけど。去年とかと違いそうなことを備忘録的に。 期末大戦争 http://kirik.tea-nifty.com/diary/2009/03/post-42a3.html 貧乏だろうが、不遇だろうが、能力のある奴はちゃんと浮き上がるようになっている http://kirik.tea-nifty.com/diary/2009/03/post-dfe9.html ● 伸びてる業種なのに、業績を落とす会社とアホほど伸びてる会社とがある 当たり前のことだが… パイが大きくなっても、自社の売上に結び付けられず下請け化して埋没するところと、自社サが偉い伸びて利益率の高い自社開発が貢献、業績を上げるところとの差が開いてる。お前ら同じぐらいのタイミングで事業開始したはずなのに、何でこんなに業績に違いがあるの、というのを考えるに、単純な「経営者の能力」とか「開発した商品の当たり外れ」とかとは違
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