七政四余命学の著述の紹介

干支術と星曜を駆使する七政四余命学の全容が著されています。西洋占星術の古典占星法と子平術が抱一された運命学の実占書です。我国に於ける古の支那の命を推す占術は、今日子平の術や紫徴斗数を一般的なものとしておりますが、唐初の袁天コウが説くところの『演禽斗数』の十二宮・二十八宿・十一曜・干支術などを駆使する占術や、この頁で紹介する『七政四餘命学』の詳細についてはほとんど一般の方々には知られていないのが実状であろうと思われます。 時折、巷に在って七政四餘に触れる記述を目に致しますが近年の我国に於けるこの占術の法を説いた「書」としては大正年間に版出為された、故、山岸乾斎先生の『造化之枢機』に止(とど)まるものと思われます。 おそらく之の占術は古の支那の道教の占験部を核としながらも支那大陸西域部 〜 インドを経由して流入してきた占星術を統合して成立してきたものであり、元来、二十八宿の距星の位置や星曜の躔

[hokuto-hei]

『紫徴斗数』の誤記を見て一気に萎えた。