新型コロナウイルスのワクチン接種が進むアメリカで、アジア系住民の接種率が60%と他の人種よりも突出して高いことが分かりました。 アメリカの医療調査機関「KFF」の最新データによりますと、ワクチンを少なくとも1回接種した人の割合はアジア系住民が60%で人種別で最も高く、白人は46%です。 最も低いのは黒人の33%で、ヒスパニック系も38%にとどまるなど、人種間での接種率の格差が顕著になっています。 アジア系についてはマスクの着用率が高いという調査結果もあります。
アメリカ西部ロサンゼルスの保健当局は24日、感染力が高いとされるインドで確認された新型コロナウイルスの変異ウイルス=「デルタ株」の感染者について、およそ9割がワクチンを接種していなかったと発表しました。 ロサンゼルスの保健当局によりますと、4月後半から確認されたデルタ株の感染者は123人で、このうち110人はワクチンをまったく接種していない人でおよそ9割を占めました。ワクチン接種が完了していなかった人は3人で、接種を完了していた人は10人でした。 デルタ株の累計感染者は先週の発表では64人だったことから、保健当局は特にワクチンを受けていない人の間で感染が広がっているとして接種を呼びかけています。 ロサンゼルスでは20日時点で16歳以上の住民の67%が少なくとも1回の接種を終え、新規感染者は低い数字で推移していますが、24日発表の新規感染者は314人と、40日ぶりに300人を超えました。
ちょうどよい事例が昨日から話題なので、再掲しときますね。 精神神経学雑誌1978年12月号に、松沢病院の藤森英之先生が書いた「精神分裂病における妄想主題の時代的変遷について」という論文が載っている。この論文、明治、大正、昭和のそれぞれの時代に、松沢病院とその前身である巣鴨病院に入院した2435人の分裂病患者のカルテを調べ、妄想の主題について調べたという労作。 この論文によれば、「電波」の妄想は明治大正には存在せず、出現したのは昭和初期のこと。「電波」のかわりに明治大正期に多かった表現は「電気」。まあ、明治期にはこういう系統の妄想よりも「狐憑き」みたいな憑依妄想が多かったのだけれど。時代が下るにつれて、妄想の内容もどんどん多様化していって、昭和36-40年には、「テレビ」「光線」「X線」「電子頭脳」「超音波」「空中放電」などが登場しているとのこと。テクノロジーの進歩を露骨に反映してるわけだ。
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