[東京 26日 ロイター] - 甘利明経済財政相は26日、ロイターとのインタビューで、2年で2%の物価上昇率をめざす日銀の物価安定目標について、順調に進んでおり、達成は可能だとの見方を示した。目標達成が難しくなったと判断した場合の追加緩和については「日銀はその責任によって適宜適切な対応をしていく」と指摘。政策効果を上げるための「いい意味でのサプライズ」も総裁の手腕だと語った。
量的・質的緩和の財政コスト 安倍晋三政権と黒田東彦日銀総裁によるインフレターゲットの設定と金融の量的緩和は円為替相場の下落と株価の上昇を発生させ、景気回復に成功するとともにデフレからの脱却を実現しつつある。これに伴って、実質金利は徐々に低下しており、金融緩和の効果が今後強まっていくと予想される。また金融緩和効果の強まりは、財政支出削減や増税による景気下押し効果を相殺する方向に働き、名目成長率の上昇は将来の税収を拡大するように働く。この金融緩和政策は、一見コストなしに実行できているように見える。しかし少し長い目で見ると、金融緩和にも相当の財政コストが必要となる可能性が高い。 具体的には、日銀が非常に巨額の長期国債を保有することになったため、デフレからの脱却に伴って予想される国債価格の下落コストが日銀に大きな損失を発生させるリスクを生んでいる。日銀の長期国債保有額は今年の2月末で152兆円に達
川崎宗則が昨年の7月11日にヒーローインタビューで発した「See you tomorrow」という言葉は、あまりにキュートだと世界中にファンを生んだ。 「メジャーで最も愛される日本人選手」こと、川崎宗則選手。 苦労は表に出さず、苦しい時こそ前にでる。 そんな、野球小僧の人生論が本になりました。 3月26日発売の『逆境を笑え 野球小僧の壁に立ち向かう方法』より、 Number Webでは特別に、イチロー選手との出会いの項を公開します。 小学生から中学2年まで、おれは右バッターだった。 右利きだったし、右で打つのが当たり前だと思ってたからね。小学生のときは、ランニングホームランも打ったし、ヒットもけっこう打ててたと思う。 それが中学に入ったら、先輩たちより打球が遠くへ飛ばないことに気づいた。みんな体が大きいのに、おれは細くて、背もそんなに高くなかったから。中学1年のときは、バットが重くて、振れ
美人議員の「路チュー」が激写され、永田町で話題となっている。昨年7月の参院選で初当選し「共産党のキラークイーン」と注目された吉良佳子参院議員(31)=東京選挙区=だ。公衆の面前で男性とキスしている写真が、26日発売の「週刊新潮」に何枚も掲載されていた。 同誌によると、吉良氏のお相手は同い年の男性で、ともに独身。目黒区議選や東京都議選に落選した共産党の同志だという。地下鉄池袋駅のホーム、目黒区内の路上や公園で、キスを交わす2人は実にお似合いだ。 これに対し、共産党は怒りを爆発させた。 とは言っても、怒りの矛先は週刊新潮。党広報部は夕刊フジの取材に「常軌を逸した取材だ。国会議員といってもプライバシーがある」と激しく糾弾。今回の件で、吉良氏に処分が下るかどうかを聞くと、「バカバカしくてコメントに値しない」と一蹴した。 元党政策委員長で、政治評論家の筆坂秀世氏も「党の規約は好きな男とイチャつくのを
路上で通行人に客引き行為をしたとして、京都府警生活安全対策課と下京署は25日、府迷惑行為防止条例違反(客引き)の疑いで、京都市下京区西七条掛越町の自営業の男(72)を現行犯逮捕した。同署によると、容疑を認めている。 逮捕容疑は25日午後11時5分ごろ、同区船頭町の繁華街の路上で、私服で警戒中だった同課の男性警部補(48)に対し「2万円で、エッチしよ」などと声をかけ、約2分間にわたって客引き行為をしたとしている。男性警部補がその場で現行犯逮捕した。 男はセーターやスカートで、女装していたという。女装、局部を見てもらいたい…FC2に投稿、京都の49歳会社員大阪府は女装を解禁!? 「禁止」規定めぐり、コスプレイベントで“指導”
現在米国では、量的緩和政策の出口戦略のタイミングをめぐる議論が活発だ。だが議論のどのような点に注目すればその適切さが判断できるだろうか? 日本では、政策金利がゼロに誘導され中央銀行の準備預金が法定額を大幅に上回る状態を誘導する政策(以下これをQEという)が既に3回目に入っており、米国や英国よりもずっと経験が長い。欧米の政策決定には、過去における日本の経験から学べることがあるかもしれない。 そこで、日本における前回のQE解除時点では何が起こったのかを考えながら、最新の分析手法 を駆使して検討してみよう。 筆者らの分析(林文夫・一橋大学教授との共同論文“Exiting from QE”,NBER working paper 19938, National Bureau of Economic Research.Inc, 2014)は、2011年にノーベル経済学賞を受賞したクリストファー・シムズ
スキー・ジャンプ女子のエース、高梨沙羅選手が、来月、小学校に入学する大阪の母子家庭の子どもたち、およそ150人にランドセルをプレゼントしました。 高梨選手は、大会で獲得した賞金の一部を役立ててもらおうと、所属先とゆかりのある大阪で、来月、小学校に入学する母子家庭の子どもたちおよそ150人にランドセルを贈ることにしました。 今シーズンの日程を終えて25日に帰国したばかりの高梨選手は、大阪府庁で行われた贈呈式に出席し、松井知事から感謝状を送られました。 そしてランドセルを背負った子どもたち3人が、順番に「ランドセル、ありがとう」とお礼のカードを渡すと、高梨選手は「どういたしまして」と笑顔で応え、一緒に記念撮影をしました。 高梨選手は、子どもたちと会うのを楽しみにしていたということで、「大型連休前くらいから練習を始めて次のシーズンに備えます」と話していました。
大地震などの災害時に、機動隊の救助部隊などが速やかに被災地に入れるようにするため、現地までの道路の被災状況や倒木などの障害物の状態を確認するオフロードタイプの白バイが、全国で初めて警視庁に導入されました。 この新しい白バイは、平たんな道路を速く走るための通常の白バイに比べて重さを100キロほど軽くした、排気量が250CCのオフロードタイプのもので、警視庁が全国で初めて、都内の10の拠点ごとに1台ずつ、10台を配置しました。 通常の白バイと同じくサイレンを鳴らしながらの緊急走行が可能ですが、道路が隆起したり倒木や壊れた車などの障害物があったりしても走行できるよう、機動性に優れているのが特徴で、大地震などの災害時に機動隊の救助部隊が速やかに被災地に入れるよう現地までの道路の被災状況を確認し、無線で報告するのが任務です。 25日、東京・江東区で配車式が行われたあと被災した道路の走行を想定した訓練
下落すると思ったら「機動的に現金の比率を高める」投信が人気だそうだが、市場タイミングを探る取引をどのように組み立てるか、具体的に考えてみよう。 ∑wi⋅βi + wtrade⋅βtrade = βbenchmark + βactive いきなり数式で恐縮だが、大したことは書いていない。右辺第一項は定数で、例えば株式のポートフォリオなら、多くはβbenchmark=1である。で、弱気の市場見通しを持つとき、右辺第二項でβactive<0のどこかに心地よい水準を探るわけだ。他方で左辺第一項では、既に抱えているポートフォリオにかかるベータについて、各銘柄の保有比率wiで合計して見積もる。この時点で右辺合計の水準が実現されていればハッピーだが、一般には異なるわけで、その差分を左辺第二項で取引しようという話である。指数先物を用いる場合にはβtrade=1である場合は多いだろうが、結果としてwtrad
3月26日、豪中銀は金融安定性報告の中で、現在の低金利環境は住宅市場での投機活動を促す可能性があると警告し、過度なリスクを負ったり、融資基準を緩和したりしないよう各行に求めた。写真は2012年7月、シドニーで撮影(2014年 ロイター/Tim Wimborne) [シドニー 26日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)は26日発表した金融安定性報告の中で、現在の低金利環境は住宅市場での投機活動を促す可能性があると警告し、過度なリスクを負ったり、融資基準を緩和したりしないよう各行に求めた。 報告書は、国内金融システムは堅調で、2015年に導入される国際流動性基準の達成は十分可能だとしたほか、国内行は世界的な金融危機以降、負のショックへの耐性を高めており、資産パフォーマンスは引き続き漸進的に改善している、と指摘した。 豪中銀は年2回の報告書の中で「各行の不良・要注意債権に
ベトナム南部ホーチミン市のくず鉄回収業の30代の女性が、「見知らぬ人から買った古いスピーカーの中から520枚以上の日本の1万円札が出てきた」と警察に届け出た。いったい誰の、どんなお金なのか、市民の話題を呼んでいる。 地元メディアの報道によると、女性が「くず鉄」として壊れたスピーカーを購入したのは昨年の後半。今月になって金属部分を取り出そうと解体したところ、中から520枚以上の1万円札が出てきた。一部は汚れて腐食していたが、新札も含まれていた。 うわさを聞きつけた近所の人たちが分け前を求めて押しかけたが、女性は全額を警察に届け出た。暮らしは貧しいというが「私のものではないので返したい」と話しているという。
金融市場異論百出 株、為替のように金融市場が大きく動くことは多くないが、金利の動向は重要だ。日本を代表する日銀ウォッチャーが金融政策の動向を分析、金融政策の動向を予測する。 バックナンバー一覧 3月11日の金融政策決定会合後の記者会見で、日銀の黒田東彦総裁は、追加緩和策の必要性は今はないことを改めて強調した。 2013年度の成長率は日銀予想を下回りそうだが、日銀は「前向きな循環メカニズムは働いている」とアピールしている。失業率は構造的失業率(3%台半ば)に近い3.7%に下がっており、いずれ人手不足が物価を押し上げ、2%のインフレは15年度中に達成されるという。とはいえ、現時点の物価上昇は「よいインフレ」とはまだ見なせない。円安によるコストプッシュ型だからである。 1月の消費者物価前年比を米、独、日で比較してみよう。総合指数はそれぞれ+1.6%、+1.2%、+1.4%。うち、賃金の上昇が反映
3月25日に日銀は2013年9~12月期の資金循環統計を発表した。これによると2013年12月末時点での家計の金融資産は1644兆7310億円と過去最高を更新した。株価の上昇による影響が大きかったとみられるが、それだけ国債購入余力が増加したともいえる。その国債は異次元緩和以降の日銀が積極的に残高を増やしている。 この資金循環統計を基に、2013年9月末時点の国債保有者別の残高と全体に占める割合を算出してみた。ただし、これは国庫短期証券を含んだものではなく、国債・財融債のみの数値を個別に自分で集計し直したものである。一般的に国債の保有者の割合としては、こちらの数値が使われることが多い。 12月末の国債(国債・財融債のみ)の残高は、827兆0624億円(9月末817兆6857億円)と前回の9月末から9兆3767億円増加した(速報ベース)。国庫短期証券を加えると約985兆円となる。参考までに日銀
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