アダルトビデオ(AV)業界の改革の一環として、第三者機関「AV人権倫理機構」の提案のもとにAV女優への2次使用料が支払われる取り組みが始まって1年。支払いの実務を担う同機構の外局団体「AVAN」は7日、使用料が支払われていない女優が2600人以上いるとして、女優名のリストを公開した。【中嶋真希】 女優の出演作品はこれまで、総集編やオムニバス版が発売されても報酬を受け取ることができなかった。だまされてAVに出演させられる強要問題をなくすことや、現役女優が安心して働ける環境づくりのために2018年から運用されている同機構提案の新ルールにより、再編集されれば2次使用料が支払われることになった。 2次使用料の支払いを歓迎する声がある一方で、支払いが順調に進んでいるとは言えない。AVANは昨夏、本人確認に手間取ったり、引退した女優と連絡が取れないなどの課題があるとして約900人のリストを公開。その後
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