文化審議会国語分科会の小委員会は26日、省庁などが業務で作成する公用文のルールを約70年ぶりに改めるよう求める報告書を大筋で了承した。政府がネット交流サービス(SNS)などで幅広く情報発信をするようになったことや外国にルーツを持つ居住者が増えていることなどを踏まえ、法令に準じた難しい日本語ではなく、状況に応じて分かりやすい表現を使うよう求めている。 公用文のルールの大本となっているのは、1952年に定められた「公用文作成の要領」。政府機関が戦前に使っていた文語調の日本語を排除し、国民に伝わりやすい文書を作成するため、官房長官が各省庁に出した通知で、現在も効力を持っている。横書きの文章を途中で区切る際はテンではなくコンマを使うことや、常用漢字表に従って漢字と仮名を使い分けることなど、細かい決まりがある。
長期金利の上昇を受けて、大手銀行の間では、住宅ローンの金利を来月から引き上げる動きが出ています。 各銀行が住宅ローンの金利を決める参考としている長期金利は、26日国債の売り注文が増えたことで、一時、0.175%と5年1か月ぶりの水準まで上昇しました。 こうした状況を受けて、「三井住友信託銀行」は来月1日から適用する10年固定の住宅ローンで、最も優遇する場合の金利を現在の0.6%から0.65%に引き上げます。 これと同じ条件の住宅ローンの金利を、「りそな銀行」は現在の0.65%から0.7%に、「みずほ銀行」は、現在の0.8%から0.85%に、「三井住友銀行」は1.1%から1.15%にそれぞれ引き上げます。 一方、各行とも変動型の住宅ローンの金利は据え置きます。 長期金利の上昇傾向は当面続くという見方もあり、その場合、住宅ローンの金利を引き上げる動きはさらに広がる可能性もあります。
ポール・シンガー氏、ビットコインや「ミーム」投資家を辛辣批判 Katia Porzecanski、Nishant Kumar 暗号資産(仮想通貨)の信者たちや、「ミーム」株トレーダー、そしてイーロン・マスク氏のファンたちに、ヘッジファンドの巨人ポール・シンガー氏は一日も早く言いたい言葉がある。「それ見たことか」というせりふだ。 運用資産420億ドル(約4兆4800億円)規模のエリオット・マネジメントを率いるシンガー氏(76)は、「これ見よがしと並べられた」過熱の数々はいずれ投資家を呪いに戻ってくると、顧客に宛てた書簡で痛烈な一撃を加えてみせた。米連邦準備制度理事会(FRB)の緩和政策は惨めな結末を迎えると、かねて警告してきたシンガー氏にとって、最近の出来事は少々限度を超えていたようだ。 「頭を抱えたくなるような狂乱ぶりが今の米国株式市場にまん延していることは、後になってはっきりするだろう」
イングランド銀行(英中銀)のラムスデン副総裁は、英国債の利回り上昇は「経済が明るさを増したための当然の結果」だと考えていると述べた。同副総裁はウェビナーの質疑応答の中で発言した。 ラムスデン氏は、利回りを押し上げているのは新型コロナウイルスワクチンの接種を巡る明るいニュースだとし、インフレに対する新たな懸念などではないとの見方を示した。 英国債市場は秩序立って機能しているが、英中銀は動向を注視しているとも発言。金融緩和の巻き戻しについては水準を高く設定していると語った。 原題:BOE’s Ramsden Says Rising Yields Reflect Good News on Economy(抜粋)
【ロンドン=今出川リアノン】ワールドアスレチックス(世界陸連)の会長で国際オリンピック委員会(IOC)の委員も務める、セバスチャン・コー氏が日本経済新聞の単独インタビューに応じた。東京五輪・パラリンピックに「再延期」の選択肢はなく、対策を講じれば安全に開催できるとの自信を示した。新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、世論調査では再び五輪を延期すべきだとの意見も少なくないが、コー氏は「再延期は
決済・融資・投資など、あらゆる金融サービスが手のひらで完結する「スマホマネー革命」が起きている。あるIT企業は、利用者のビッグデータをローンの与信管理に活用。コロナ禍で経済的に困窮する若者や個人事業主などにも利用が広がっている。また、キャッシュレス決済が進む中、たまったポイントを活用し、スマホで株式投資ができるアプリなども次々と登場している。さらにアメリカでは、若い世代を中心に投資アプリの利用者が急増。現在の記録的な株高をけん引する一因になっているとも言われる。急成長するスマホマネーの最前線の動きを取材し、新たな潮流を見つめる。 出演者 岩下直行さん (京都大学公共政策大学院 教授) 奈木れいさん (電通 若者研究部研究員) 武田真一 (キャスター) 、 小山 径 (アナウンサー)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く