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ブックマーク / www.nli-research.co.jp (6)

  • 中央銀行デジタル通貨の役割を根っこから考える

    ■要旨 決済システムの将来像を考える際に、ブロックチェーン技術の活用の有無といった技術論から中央銀行マネーの在り方を考えるのは適切ではない。伝統的なプレイヤーである銀行以外に、ノンバンク決済事業者がリテール決済サービス市場に新規参入するなど、決済システムの構造が大きくかわりつつある中で、中銀マネーにはいったいどのような役割が求められるのか、民間マネーとの違いは何か、という質論を抜いたままでは、決済システムの将来像に関する議論が迷走してしまう。中央銀行デジタル通貨の検討を進める際には、デジタル社会における中銀マネーと民間マネーの交換可能性(convertibility)をどう確保していくか、という点を軸に理解を深めていくことが重要となる。 ■目次 1――はじめに 2――CBDCとは何か 3――中銀マネーの役割 1│マネーの等価交換と一様性 2│危機時における中銀マネーの役割 4――CBDC

    中央銀行デジタル通貨の役割を根っこから考える
    equilibrista
    equilibrista 2020/09/28
    いろいろ全く同意できないけど、長文書くのめんどくさいな
  • ロボ・アドバイザー入門

    2016年も残りわずかになりました。今年の流行のひとつとして、AI(Artificial Intelligence:人工知能)が間違いなく挙げられるのではないでしょうか。3月にAI(米グーグル傘下の英ディープマインドが開発したアルファ碁)が世界のトップ棋士に勝利したことから、ブームに火がつきました。それ以降、AIに関するニュースを目にしない日が無いくらい、関心が高まっています。 そんなAIブームに乗じて、ロボ・アドバイザー(または略したロボアド)という言葉を耳にした方も多いのではないでしょうか。この1年で様々な金融機関から、ロボ・アドバイザーの提供が開始されました。なお、ここでいうロボ・アドバイザーとは「インターネット上で資産運用を提案してくれるウェブサービス」として話を進めます。 ロボ・アドバイザーは、今まで年金運用やラップ口座などで蓄積した技術やノウハウをシステム化したサービスと筆者は

    ロボ・アドバイザー入門
  • 海外資金の国内不動産取得動向・2014年~投資市場の活況がリーマンショック前のピークに迫る~

    ■要旨 2014年の国内不動産取引は非常に活発であった。J-REITによる物件取得が目立った2013年に対し、2014年は仲介会社による媒介や入札などの開かれた投資市場が活況を呈し、リーマンショック前の2007年の状況に近づいた。海外資金による国内物件の取得額は2013年から約3割増加したものの、依然として2007年の約半分の水準に止まっている。しかし、オフィスや住宅の取得額は既に2007年に近い高水準となっている。不動産市場サイクルのピークが近いとみる市場関係者が増えているが、海外資金による積極的な物件取得が、ピークまでの期間や価格上昇余地を引きのばす可能性がある。アジア資金による物件取得が拡大している一方で、米国資金の流入や地方都市での物件取得などは2007年に比べて低い水準に止まっており、取得拡大の余地が残されているとみられる。

    海外資金の国内不動産取得動向・2014年~投資市場の活況がリーマンショック前のピークに迫る~
    equilibrista
    equilibrista 2015/03/18
    “不動産市場サイクルのピークが近いとみる市場関係者が増えているが、海外資金による積極的な物件取得が、ピークまでの期間や価格上昇余地を引きのばす可能性がある”
  • プロの技術をご家庭へ-基礎から学ぶスマートベータ

    1―はじめに 近年、株式投資で急速に注目度が高まっているスマートベータは個人にも浸透する可能性がある。「もしファイナンス界に流行語大賞があれば、間違いなく2013年の大賞」とまで言われるスマートベータとはどんなものか。便利なツールだが使い方にはちょっとしたコツがある。 1│“スマート”と“ベータ”って? 噛み砕いていえばTOPIXなど株価指数の収益率(騰落率)を“ベータ”、これを上回ったり下回った分を“アルファ”と呼ぶ。よりシンプルに「ベータ=株価指数」と考えてもよいだろう。 英語標記すると“Smart Beta”なので「賢い指数」とでも訳せばよいだろうか。では何が賢いのか。機関投資家が株式投資のベンチマーク(運用成果の評価基準)に用いるTOPIXなどには問題点があり、スマートベータはこれを改善できるとされる。 2│従来型の指数と何が違うのか スマートベータに明確な定義はないが、ここではあ

    プロの技術をご家庭へ-基礎から学ぶスマートベータ
    equilibrista
    equilibrista 2014/08/09
    逆にどこから突っ込むべきか迷ってしまう
  • 相関係数を改めて考える-「見方」を変えると答えが変わる

    ■要旨 相関係数は証券投資理論やリスク管理で必要不可欠である。相関係数とは、2資産の価格変動(収益率)がどの程度関係しているかを表す尺度である。収益率は日次と年次といったデータ間隔によって大きく異なるが、関係性はデータ期間によらず一定と考えられている。しかし、実際のデータを用いて推計すると、データ間隔によって相関係数は異なり、データ間隔が長くなるほど相関係数(絶対値)が高まるようだ。これは推計誤差による偶然の事象とも解釈できるが、当レポートでは他の要因の可能性を追求する。証券投資理論の多くは、市場が完全に効率的であることを前提とするが、実際の市場は完全に効率的であるとは言えない。市場が完全に効率的でないことを考慮すると、実際のデータから観測される、データ間隔が長くなるほど相関係数(絶対値)が高まるといった現象を合理的に説明できることを示す。

    相関係数を改めて考える-「見方」を変えると答えが変わる
    equilibrista
    equilibrista 2014/08/02
    スパンが変われば投資テーマが変わり、リスクの見方も変わるのは自然なことで、任意のリスク間の共分散は期間構造を持つ
  • 日本の高齢者の幸福感が高くないのは、お金を使うことに幸せを感じないためか?

    先進国では経済的な豊かさを表す国内総生産(GDP)が成長したにも関わらず、人々の幸福感が高まっていないと言われている。そこで、幸福感はどのような要因で決まるか研究が行われている。 世界的な研究では、若いうちは年齢が上がるにつれ幸福感が低下し、40~50歳程度で最も幸福感が低くなり、高齢になると再び上昇すると言われている。一方、日では高齢者の幸福感はそれほど高まらないという研究もある。 それでは、日の高齢者の幸福感は何に左右されているのだろうか。経済学ではお金を使うこと(消費)により、幸福感が得られる(効用が高まる)としているので、旅行趣味などを含めて消費水準が高い人ほど幸福なのだろうか。これに対して、幸せはお金では買えないとも言われるが、当にそうなのだろうか。そこで、筆者らの研究グループでは、高齢者の幸福感の源泉について研究を行った。 この研究は途中段階ではあるが、現状で得られてい

    日本の高齢者の幸福感が高くないのは、お金を使うことに幸せを感じないためか?
    equilibrista
    equilibrista 2012/08/18
    「幸福感と人生への満足感は異なるものであり、幸福感はより高尚な概念であり、人生への満足感は現実的な概念」なんだこれ
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