東京電力福島第1原発を撮影した「エア・フォート・サービス」(妙高市)の無人飛行機=写真、同社提供=は通常、土木工事の事前調査や災害現場を撮影している。 同社と災害応援業務協定を結んでいる同市が国に紹介し、東電への協力が実現。20日と24日の2回にわたって原発の撮影を行った。 エア社が開発した無人飛行機は、全長約2・7メートル、翼長約3メートル。衛星利用測位システム(GPS)で自動的に目的地へ向かい、機首に付いたカメラで地上を撮影する。 今回は福島市郊外の民間飛行場を離陸し、約35分かけて原発の上空に到着。水素爆発した原子炉建屋や、使用済み核燃料プールと思われる箇所を含む約350枚を撮った。機体に被ばく被害はなかったという。 エア社の山崎健吾社長(58)は「東電からは解像度の高い画像で現状把握に役立ったと感謝された。国民が心配する事故の対応に少しでも役割を果たせたと思う」と話している
Dynamic maps of sea level rise. Will global warming affect you?
平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震による被災地の航空写真に、ランドマーク情報を重ねて掲載しています。 写真は3月12日以降に撮影されたもので、東北地方太平洋側の一部地域のみの提供となります。(写真提供:国土地理院)
3月11日金曜日。東日本大震災の直後から、六本木ヒルズ(東京都港区)26階にあるGoogle日本法人のオフィスの一角に、技術者など十数人のスタッフが集まっていた。小さなこたつ机を囲み、ひざを突き合わせる。「われわれに何ができるのか」――真剣な議論と開発の日々が始まっていた。 「いかに早くリリースするか」 オフィスを小走りで移動、リポDの山も こたつ机を囲んだメンバーの1人が牧田信弘プロダクトマネージャーだ。普段はモバイル向けGoogleマップを担当しているが、地震後はすぐに米国オフィスと連絡を取った同僚とともに、人の消息情報を登録・検索できる「Person Finder」の準備に取り掛かった。 Person Finderは、昨年1月のハイチ地震の際にGoogleが公開したシステム。昨年2月のチリ地震や今年2月のニュージーランド地震でも利用されている。牧田さんらはPerson Finderの
福島第1原発事故で、東京電力は5日、2号機取水口付近のコンクリート製立て坑「ピット」や管路の下にある石層から放射能汚染水が海に流出しているとして、硬化剤の水ガラスを注入して固める作業の準備に入った。石の隙間を埋めることで汚染水の染み出しを防ぐ狙いがある。 東電は4日夜、集中廃棄物処理施設内などで貯蔵している低レベル汚染水の放出を開始。5日以降も継続し、数日間で約1万1500トンを放出する。水の放射能濃度は国が定める限度の最大約1000倍。東電は「健康に問題はない」としているが、今後のサンプリング調査の結果によっては、厳しい批判も起きそうだ。 東電によると、ピット周辺では、高濃度の放射能汚染水の海への流出が続いており、同社は水が流れる経路の特定に着手。ピット上流には、電線管が通る管路や電源ケーブル用トンネルなどがあり、汚染水はこれらを通ることが判明した。 東電がさらに調べた結果、同トン
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