【動画】水中警報装置を使ったダイビング授業 奥尻高校=竹谷俊之撮影水中で潜水機材の脱着の練習をする奥尻高校の生徒たち=23日午後2時33分、奥尻町、恵原弘太郎撮影ダイビングの授業では、緊急時に避難を音で伝える水中スピーカーがつり下がった津波警報装置が設置されていた=23日午後2時5分、奥尻町、恵原弘太郎撮影 北海道内の公立普通科高校では珍しいダイビングの授業を行っている奥尻島の奥尻高校(北爪博彦校長、生徒数49人)で23日、今年度の仕上げの授業があった。ウエットスーツに身を固め、ボンベを背負った生徒28人が、学校下の元木浜で次々と沖に繰り出した。 1993年の北海道南西沖地震後、「ふるさとの海を愛する人間になってほしい」との願いを込め、95年から本格的にスタート。今年度は初めて「水中警報装置」を導入、水中のスピーカーから津波の危険を知らせる警報音とアナウンスが響く仕組みとなっている。地