デザイン思考のプロセス イリノイ工科大学のデザインスクール(ID)に留学した博報堂の岩嵜博論氏は、デザインをビジネスに活用するための体系的な手法を学んだ。著名Dスクールにおける最先端の教育手法とは? リサーチ結果を伝える際も「共感」が大切。中には、マンガで表現するクラスメイトも 前回は、人間中心イノベーションのアプローチを体系的に学ぶために、2010年、イリノイ工科大学のデザインスクール(Institute of Design:通称ID)に留学したという話を書いた。 デザインといえば、意匠という言葉に代表されるように、「美しいものを収まりよく作る」ことを想起される方も多いと思われる。こうしたデザインの側面に加え、近年デザインの課題解決/機会発見の側面も注目されてきており、IDではこの文脈の上で「ビジネスの問題解決のためのデザイン」=ストラテジックデザインをベースにした授業が行われていた。
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