ローランドは24日、音楽制作用ソフトウエア開発・製造を手掛ける米国の連結子会社「ケークウオーク」の全株式を、有名ギターメーカーの米ギブソン・ブランズ(旧ギブソン・ギター)に売却すると発表した。 ローランドはケークウオーク株の99.99%(議決権ベース)を保有しており、10月末までに株式譲渡が完了する見込み。売却額は非公表としている。 ケークウオークは赤字決算が続いており、ローランドが進める経営改革の一環として、米子会社の売却を決めた。 ギブソンは5月、音響機器大手のティアックを子会社化。ケークウオークの製品はティアックのブランドとして展開される予定。