ども、読み始めてくださり、ありがとうございます。 この記事は「百合ってよくわからない」とか「気になるけれど敷居が高い」、あるいは「興味はあるけれど具体的な内実がわからない」といった思いを抱えておられる方に向けて、「まあ、だいたいこのようなものじゃない?」といった定義の話をする内容となっております。 現在、幸いなことに百合作品は一時の不作ぶりが信じられないほどの百花繚乱の盛況にあり、爆発的な大ヒット作こそ見られないもののかなり世間的な認知度も上がっているものと思われます。 しかし、その一方で百合一般に対する紹介や批評の文章は、質的にはともかく量的には十分とはいいがたく、そもそも百合初心者がこの世界に入門するための本は一迅社の『百合の世界入門』くらいしかないという状況です。 百合の世界入門 (玄光社MOOK) 玄光社 Amazon また、同人誌や電子書籍まで含めても百合ジャンルを総合的に語って
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