タグ

ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (25)

  • リアルタイム・ウェブの底力:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 米ツイッターなどのリアルタイム・ウェブ企業が投資家の注目を集めている。 詳細な個人情報がリアルタイムに集まるなど、広告主への魅力は大きい。 収益化の成否は不透明だが、グーグルを脅かす存在になるとの声もある。 ニューヨークに社を置くネットメディアのインキュベーター、ベータワークスの共同創業者でCEO(最高経営責任者)のジョン・ボースウィック氏(43歳)は穏やかな語り口に高揚感をにじませる。同氏は“つぶやき”と呼ばれる短いメッセージを交換し合う大人気のミニブログサイト、米ツイッターの出資者だ。同社以外にも21社のリアルタイム・ウェブ企業への出資や育成を手がける。 “リアルタイム・ウェブ”は、ツイッターでのつぶやきやSNS(ソーシャル・ネットワー

    リアルタイム・ウェブの底力:日経ビジネスオンライン
  • ちゃんと伝わらないなら、黙ってるしかないの? ~『論理哲学論考』ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン著:日経ビジネスオンライン

    決定的な体験 もう一度、書こう。 いや、何度でも、繰り返し書こう。 それは、何の変哲もないありふれた日、前触れもなしに、突然やって来る。 ある晴れた夏の日、庭の樹の枝が、ゆっくりと大きく、音もなく揺れている。そして、たくさんの葉が、それぞれ異なったリズムを刻みながら、表になり裏になりして、小さな光の粒子を振りまいている。 また、ある雨の冬の日、窓ガラスを幾筋ものしずくが伝い落ちていく。速度を速めたり、遅らせたり。向こう側の風景を少し歪めて、上から下へ、ときどきは左右に蛇行しながら。 日々繰り返される、ありきたりの光景だ。 おもしろくもない。わざわざ記録する価値もない。 しかし、そんなあたりまえの光景が、ある日あるとき、突然、決定的な体験をもたらす。 何が起こったわけでもない。昨日とどこが違うわけでもない。 それなのに、ある瞬間、ぼくはハッと気がつく、「ああ、世界はこのようなのだ……!」 こ

    ちゃんと伝わらないなら、黙ってるしかないの? ~『論理哲学論考』ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン著:日経ビジネスオンライン
  • インポ野郎は「迷ったら、直進せよ」:日経ビジネスオンライン

    ぼくが過ごした、いわゆる「青春時代」は、1970年代の中ごろにあたる。 熱狂の60年代は既に終わっていて、まるで宴かバブルの後のようだった。 夢が消え、身も蓋もない現実が露出してくる過程。それが70年代だったのである。 価値のあることは、もう実現されているか、または不可能であることが明らかになっていた。 60年代に実現済みのことを今さらやり直しても、自分が偽物や縮小コピーになった気がするだけだ。 60年代に失敗が明らかになっていることをなお試みるとしたら、それは、ただの馬鹿だろう。 先の先まで見えている、味気ない現実的なスケジュールを、ただ淡々とこなしていくだけ。 それがぼくらの一生なのだと思われた。 こんなふうでは、何をやるにしても、一生懸命に取り組めるはずがない。情熱的になれるのは、無邪気で単細胞な阿呆だけだと思っていた。 だからぼくらは、いつ何をしているときも、「これは気じゃない、

    インポ野郎は「迷ったら、直進せよ」:日経ビジネスオンライン
  • 誰でも最初は素人です。「できない理由」なんて何一つありません:日経ビジネスオンライン

    前回、「自分の可能性を自分で勝手に決めてはもったいない」という話をしました。読者の皆さんの中には、「そういう気持ちを持つことが大事なのは分かるけれど、そうは言っても人間の可能性には限界があるのでは?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。 確かに「どんなに頑張っても無理」ということが世の中にないわけではありません。でも、人生では、“当にやりたいこと”に“真剣に取り組む”と、案外できてしまうことも多いと私は思います。 素人集団がテレビ制作? なぜ、そんなことが言えるのか。私自身、これまでの人生で何度も、周囲の人たちの助けを借りながら、「無謀」を乗り越えてきた経験があるからなんです。 ラジオで通販番組を始めたことが今のジャパネットたかたの出発点になったという話を以前、このコラムでしましたが、今回はその後の話をしたいと思います。 私は1986年に会社を作り、90年にチャンスに恵まれラジオ通

    誰でも最初は素人です。「できない理由」なんて何一つありません:日経ビジネスオンライン
  • 戦略家のグーグルCEO:日経ビジネスオンライン

    早くからネットワークの威力を認識し、ビジョンをグーグルで実現した。長年マイクロソフトと争った経験から、グーグルでは対決姿勢を封印してきた。会社の成長に伴い、今後はゲイツ氏同様に政治的軋轢に悩まされそうだ。 エリック・シュミット氏(54歳)は、ビル・ゲイツ氏ではない。この米グーグルを率いる頭脳明晰なコンピューター科学者は、米マイクロソフトを世界最強のテクノロジー企業に育てた貪欲で気性の激しい大学中退者のゲイツ氏と比べて、はるかに人当たりが良い。 シュミット氏は過去20年にわたり、コンピューターの世界に対してゲイツ氏とは全く異なるビジョンを追求してきた。実際、彼の経歴はマイクロソフト共同創業者のそれと、ほぼ正反対と言える。だが7月上旬、グーグルがマイクロソフトの「ウィンドウズ」と競合するPC(パソコン)用OS(基ソフト)を提供すると明らかにしたことで、両者の世界はついに交錯した。 2人の間に

  • 会社は「科学」と「アート」で分析する:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 私の手元に30年株価チャート集があります。これを見ていると、リーマンショック以前であれば、過去30年、どのタイミングで投資をしても収益を得ることができる企業が何社もあったことが分かります。 では、これからの30年間で成長する企業を、どうやって私が見極めようとしているのか。現場で実践している企業調査の方法と着眼点を披露します。 価値創造を続ける企業とは 30年間成長する企業とは、「30年間、持続的に価値創造する企業」と同義としてとらえていいでしょう。価値創造に必要な要件としては、大雑把ではありますが、次のように考えることができるのではないでしょうか。 まず企業に情熱、ビジョン、戦略といった固有の根幹があります。ここに共感する社員が集まって、商品

    会社は「科学」と「アート」で分析する:日経ビジネスオンライン
  • 「タタドコモ」は失敗を糧にできるのか:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 日のケータイ業界関係者で最近注目を集めている統計が1つある。電気通信事業者協会(以下、TCA)が発表する、キャリアごとに集計した毎月のケータイ・PHS契約数だ。 先に発表された2009年6月末分まで、このTCA集計値で、ソフトバンクモバイル(以下、SBM)は26カ月連続純増ナンバーワンを記録してきた。しかしここにきて、NTTドコモがその差500まで迫ってきており、7月分の集計でSBMがナンバーワンの座から転落するのではないか、と話題となっているのだ。 もっとも、この数字自体にはカラクリがある。NTTドコモの純増分には、春先からウィルコムが提供を開始し、加入者数を伸ばしているWILLCOM CORE 3G(ドコモ3G回線のMVNO=仮想移動体

    「タタドコモ」は失敗を糧にできるのか:日経ビジネスオンライン
  • 【時代のリーダー】高田 明・ジャパネットたかた社長:日経ビジネスオンライン

    テレビ・ラジオ通信販売などを手がけるジャパネットたかた(長崎県佐世保市)。社長の高田明が1994年に深夜の30分番組として始めたテレビ通販が、今ではCSデジタル放送などを通じ、全国どこかのチャンネルで番組が流れているまでに成長した。お茶の間に話しかける姿は並のテレビタレントよりも露出度は高い。電波商人と言ってもいい。2006年12月期の売上高は1000億円を突破。家電販売業として10位前後にランクされる。 取材で訪れた2 月19日。午後2時5分から約50分、北海道から沖縄県まで6局を同時生中継して薄型テレビ、電子辞書、デジタルカメラなどを紹介した。「スポーツ好きな方、映画の好きな方。ぜひともご検討ください。きれいですよ」。高田のテンションは徐々に高まっていく。そして商品紹介のクライマックスがやってきた。声はさらにトーンが上がる。「テレビ台とDVDプレーヤー、5.1チャンネルのスピーカーもつ

    【時代のリーダー】高田 明・ジャパネットたかた社長:日経ビジネスオンライン
  • 次なる危機の予兆、ゴールドマン復活:日経ビジネスオンライン

    ゴールドマン・サックスが7月14日に発表した今年第2四半期(4~6月)の純利益は34億3500万ドルで、四半期ベースで過去最高となった。(1) 投資銀行部門の株式の引き受け、(2) 債券・為替・商品部門、(3) 株式部門などが好調だったのが主因である。 同社の第1四半期の純利益は18億1400万ドルだったので、上半期で52億4900万ドル、年換算で104億9800万ドル(約9853億円)となる。 また、JPモルガン・チェースも7月16日に、第2四半期の純利益が27億2100万ドルで、第1四半期(同21億4100万ドル)を上回る好決算になったと発表した。 数十億円という報酬を手にする経営陣たち ゴールドマンの従業員報酬を見ると、今年上半期の総額は113億6100万ドルだったので、従業員数で割ると、1人当たり38万3817ドル、年換算で76万7634ドル(約7200万円)となる。この数字には、

    次なる危機の予兆、ゴールドマン復活:日経ビジネスオンライン
  • 携帯電話に違法音楽ファイル識別機能を実装へ:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン

    携帯電話に違法音楽ファイル識別機能を実装へ:日経ビジネスオンライン
  • マスコミはいつまでネットと闘ってるの?~『僕が2ちゃんねるを捨てた理由』 ひろゆき著(評者:工藤 敏明):日経ビジネスオンライン

    「ちょっと前から2ちゃんねるの運営に関して僕のやることがほとんどなかった」 というのが、“元”管理人・ひろゆき(西村博之)が「2ちゃんねる」を手放したもっとも大きな理由だそうだ。 2ちゃんなんて見ないさ、という向きにはまるで興味のない話題だろうが、今年、ひろゆきは同サイトをシンガポールのパケット・モンスター社に譲渡した。 なんでシンガポールなのかといえば、〈日にいると日の状況が悪くなっているときに「日の状況が悪くなっている」と言いづらくなる気がしているからです。(中略)日に基盤を置いている限り結局、客観的な基準でモノを言えなくなる可能性がある〉。 そんなようなことが、書の冒頭でちょろっと書かれている。彼は2ちゃんねるを捨てちゃいない。タイトルに偽りありなわけだが、まあ、最近の新書じゃ珍しくないし(それもどうなんだ、って話だけど)ひろゆき自身もあとがきで、出版社の意向だから生暖かく

    マスコミはいつまでネットと闘ってるの?~『僕が2ちゃんねるを捨てた理由』 ひろゆき著(評者:工藤 敏明):日経ビジネスオンライン
  • 「ネットもメールもできません」。機能を削って大ヒットのポメラ キングジム4代目社長 宮本彰さん:日経ビジネスオンライン

    荻島 央江 フリーランスライター 2002年からフリーランスライターとして活動。現在は「日経トップリーダー」や「日経メディカルオンライン」などに執筆。著名経営者へのインタビューや中小企業のルポを得意とする。 この著者の記事を見る

    「ネットもメールもできません」。機能を削って大ヒットのポメラ キングジム4代目社長 宮本彰さん:日経ビジネスオンライン
  • 問題解決には「情報を集めない生き方」が有効:日経ビジネスオンライン

    コミュニケーションスキルに問題発見力、最先端のマネジメント手法と、ビジネスの能力を向上させる上で“学習”は欠かせない。 学ぶべきことはたくさんあるが、“学習”と“知識の獲得”は同じものだと思っている方はいないだろうか。ビジネスだけでなくアカデミズムの世界でも、知識社会到来に向けて“知識の獲得”が重視されている。 効率を尊ぶ風潮の影響で、とかくネット上で収集できてしまえる情報や知識が重宝がられる時代。“現場”の経験の中で育む知性が軽んじられる傾向もある。 そんな中、言語や身体問題を論じる前田英樹さんは「身ひとつで生きる自分が学ぶ」ことが大事であり、教養とは「物識りたちの大風呂敷を指して言うのではない」と指摘する。 知識を得ることが、学ぶことに必ずしもつながらないのはなぜなのか。

    問題解決には「情報を集めない生き方」が有効:日経ビジネスオンライン
  • 残業代もなければ生産性も低い~日本人の「労働」に未来はあるか:日経ビジネスオンライン

    前回は、日企業による来春の新卒採用抑制の動向を取り上げました。今回は、企業にとってコスト削減の即効性が高く、社員には痛みが少ない、「残業削減」に焦点を当てます。 日の人事部の代弁者、野々村さんが勤める流通チェーンのマルコーでも、残業削減が重要な課題になっています。とくに、大手飲チェーンや量販店などが、「名ばかり管理職」と「未払い残業代」について現役社員などから訴訟を起こされ、マスコミに大きく取り上げられて以来、緊急課題になりました。残業代を分単位で払うことが求められるため、まずは店舗ごとに残業の実態を正確につかむことに力を入れてきたのです。 その結果、改めて残業代のコスト負担が注目されるようになりました。そこで、社の管理職やエリアマネジャーが、部下や店舗現場の勤務時間を日頃からきちんと管理するように周知徹底。かつては、遅くまで残って働く人=まじめに働いている人、というイメージもあり

    残業代もなければ生産性も低い~日本人の「労働」に未来はあるか:日経ビジネスオンライン
  • 大日本印刷がブックオフに出資した理由(前編):日経ビジネスオンライン

    井上理 日経ビジネス記者 1999年慶応義塾大学総合政策学部卒業、日経BPに入社。以来、ネット革命などIT業界ゲーム業界の動向を中心に取材。日経済新聞への出向を経て2014年4月より日経ビジネスの電機・ITグループ この著者の記事を見る

    大日本印刷がブックオフに出資した理由(前編):日経ビジネスオンライン
  • 経営者よ、株主になめられるな:日経ビジネスオンライン

    前期はリーマンショックから派生した世界的な不況で業績を大幅に悪化させ、無配転落や減配を余儀なくされる会社も増えている。しかし、業績悪化の責任追及を少しでも緩和したくなる気持ちが、集中率増加につながったとしたら、株主の不信感を増長させるだけ。 マネーの暴走によって経済が痛めつけられ、社会不安が広がった今、我々が考えるべきは賢明なるマネーの育成だ。株主総会は、その重要な場である。金融資主義の次なるモデルを模索する中で、会社は株主総会でいかなる対応をすべきかが今回のテーマだ。 膨張したマネーの暴走によって瓦解した金融資主義。この一連の変化の中で、会社経営もマネー支配からの解放、平たく言えばここ最近、強調されてきた株主重視の姿勢から転換が必要ではないか、というムードが生まれている。 会社の永続には、株主、経営者、従業員の力関係を均衡させる必要があるという考えに立てば、確かに株主重視に寄りすぎれ

    経営者よ、株主になめられるな:日経ビジネスオンライン
  • 【第4回】「デザインが良いね」と言う人には気をつけろ (2ページ目):日経ビジネスオンライン

    問題は「区別できていないのなら、具体化させる能力が生まれることは難しい」ことだ。 デザインとDesignの違いは、意識されているのだろうか 言葉が与える印象は、我々が想像する以上に強いのかもしれない。「あの会社の製品はデザインが良い」、そんな台詞を耳にした時、日人が「デザイン」という言葉から印象を受けた時にイメージするのは、グラフィカルなものか、形状的なものである場合が大半なのではないだろうか。 「デザイン」は、英語では「Design」だ。しかし、このDesignが意味していることは単一ではないのだ。 以下の図はDesignの種類を区別したものである(オリジナルはMIT=米マサチューセッツ工科大学=スローン経営大学院のJames Utterback教授が上梓したおよび授業内容。コラム用に作成)。この図を見ると、Designが志向するものは3つの方向に分かれている。それは「表現・意味」

    【第4回】「デザインが良いね」と言う人には気をつけろ (2ページ目):日経ビジネスオンライン
  • 「充実感」を感じやすい人、できない人 “没頭”を解明するフロー理論~浅川希洋志・法政大学教授(前編):日経ビジネスオンライン

    おもしろいを読んでいるうちに夜が明けてしまうことがある。逆に、ほんの数分のプレゼンテーションが何時間にも思えてしまうことがある。 楽しいことは夢中になって取り組めるのに、興味の向かないことは退屈で仕方ない。楽しく過ごしたほうが心身にとってプラスになることは多そうだ。 では、我を忘れるほどハマる“没頭”とはどういう状態を指し、どのように人は没頭に導かれていくのか。そんな無我夢中状態の解明を目指した心理学の理論があるという。「フロー理論」だ。 フロー理論は、深い楽しさを人にもたらす没頭状態がいかに訪れるかを、人の主観的な経験に着目して明らかにした心理学のモデル。今回登場いただくのは、フロー理論の研究者、法政大学の浅川希洋志さんだ。人が夢中になる状態は作りだすことができるのだろうか。 --楽しいことはあっという間に過ぎてしまったり、無我夢中に没頭していると寝を忘れたりといったことを経験するこ

    「充実感」を感じやすい人、できない人 “没頭”を解明するフロー理論~浅川希洋志・法政大学教授(前編):日経ビジネスオンライン
  • 「学歴無用、現場主義」は強いのか?:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン チルド物流国内2位の名糖運輸の社長人事が5月28日に発表された。新社長への就任が内定した中西広明専務は北海道弟子屈高校卒。オーナー一族でもない高卒のプロパーが東証1部上場企業の社長にまで上り詰めるというのは、他の業界であれば今どき珍しいことではないだろうか。 物流業界では、これがそうでもない。今年3月に佐川急便の新社長に就任した平間正一氏は長崎県の対馬高校卒で、同社のセールスドライバーからの叩き上げ。東証1部のハマキョウレックスの大須賀正孝会長の場合は創業者だが、中卒だ。海の向こうでも米国物流最大手のUPSの経営陣は、ほとんどがドライバー出身者で占められている。 それだけ現場と経営の距離が近い。そのことがダイレクトに会社の強みになっている。現

    「学歴無用、現場主義」は強いのか?:日経ビジネスオンライン
  • 行き詰まる広告費頼みのデジタル戦略:日経ビジネスオンライン

    大手メディア企業がネット上のコンテンツ有料化に動き出した。景気悪化で伝統的メディアの広告費が減少、無料モデルの前提が崩れた。だが、「ネットは無料」という通念を覆し、消費者に課金するには障害も多い。 あなたはこの記事を読むのに、いくらなら払うだろうか? 紙(フィナンシャル・タイムズ)の“紙(新聞)”に掲載される5万語余りのうちの約2000語ということは、理論的には表示価格の4%、すなわち10セントになるはずだ。 特にこのテーマに関心のある読者には、もっと価値があるかもしれない。だがジャーナリストは決してそうとは認めないが、それ以外の人にとっては何の価値もない。 経済不振でコンテンツ企業のデジタル戦略が拠り所としてきた論拠が揺らぐ中、世界中の報道機関、そしてメディア業界全般の役員会ではこうした疑問がより切迫感を持って語られるようになっている。 過去10年以上にわたり、インターネットの世界では