新たな調査によって、日本には142のアニマルカフェが存在し、なかには絶滅危惧種で取引を厳しく禁じられている種の動物もいるという。専門家たちはこうした現状を憂慮し、非難する。 日本には、コーヒーを楽しんでいると頭上にフクロウがやってくるカフェに、生きたペンギンたちがガラス越しにこちらを凝視するバーがある。「エキゾチックアニマルカフェ」と呼ばれるこうした店は日本人のみならず、目新しいもの好きな海外からの観光客にも人気がある。彼らはかわいい動物たちとの自撮りに余念がない。動物を購入して、家に持ち帰ることまで認める店も一部ある。 だが、アニマルカフェの客はいざ知らず、こうしたカフェは野生生物保護、店内の衛生と公衆衛生、そして動物福祉を危険にさらしている。 日本国内のアニマルカフェすべてを対象に実施された調査の結果が、専門誌「保存科学と実践」で発表された。それによれば、アニマルカフェには419種・3
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