東京電力福島第一原発の処理水の海洋放出をめぐり、社民党の大椿裕子・参議院議員が「問題はトリチウムだけではない。それ以外の核種も調べて公表する必要がある」とXに投稿した。しかし、国や東電によるトリチウム以外の物質の分析は実施されており、公表結果もネット上で見ることができる。 【画像】「トリチウム以外の核種も公表する必要がある」と書いた社民・大椿裕子議員の投稿 大椿議員の投稿は、トリチウム以外の物質の分析結果が公表されていないと誤解を招く恐れがあり、ミスリードといえる。ハフポスト日本版はファクトチェックした。 経緯を振り返る大椿議員は9月22日、Xにこう投稿した。 「問題はトリチウムだけではないので、トリチウム以外の核種についても、継続して調べ、公表する必要があると思います」 投稿には、NHKが9月21日に配信した「処理水放出“4回目もトリチウム濃度 検出下限を下回る”環境省」という記事が添付
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