中国・北京(Beijing)で、講義前に写真撮影に臨むウイグル人学者のイリハム・トフティ(Ilham Tohti)教授(2010年6月12日撮影)。(c)AFP/Frederic J. BROWN 【9月25日 AFP】中国・新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の裁判所は23日、「国家分裂罪」に問われた著名ウイグル人学者のイリハム・トフティ(Ilham Tohti)氏に対し、無期懲役の判決を言い渡した。中国国営メディアによると、同氏は大学の講義で行ったウイグルに関する発言を理由に裁判に掛けられていた。 国営新華社(Xinhua)通信の25日の報道によると、トフティ氏は録音された大学講義の中で新疆ウイグル自治区について、中国多数派の漢民族のものとの見方の否定につながる「当初はウイグル人のものだった」との発言などが問題視され、起訴されていた。