社会保険の保険料を調べていると、社会保険料率、という言葉が出てきます。単純に見れば、社会保険料の全体の率、社会保険料率の総称として使われる言葉ですが、政府統計資料などにも出てきます。 ここでは、社会保険料率とはどんなものか、政府統計資料に見られる日本の社会保険料率はどのようになっているか見てみるとともに、賃金に対する税金が、海外の国と比べると日本は高いのかどうなのかも一緒に見てみましょう。 社会保険料率とは 社会保険料率とは、各種社会保険の保険料の率の総称 社会保険料は、健康保険料、厚生年金保険料、厚生年金保険料からなり、各々保険料の率がありますが、この「社会保険料率」は、それらの総称として用いられます。 例えば、社会保険料率では、健康保険料率は何々%、厚生年金保険料率は何々%、という感じですね。 また政府の統計資料などでは、単純に各社会保険料の率を合計した値を社会保険料率として、社会保険