印刷 多くの女性が悩む月経困難症の予防や治療に、ぜんそくなどに使われていた治療薬が効くことがわかり、熊本大学と慶応義塾大学、創薬ベンチャー「リンク・ジェノミクス」(東京)の3者が特許を取得し、学会で発表する。 月経困難症は生理に伴って起きる下腹部痛や腰痛、頭痛などで、大きな原因の一つとして子宮内膜症が考えられている。 熊本大によると、この子宮内膜症の抑制に、トラニラスト(商品名リザベン)という薬が効くことが慶大とリンク・ジェノミクスの研究でわかった。トラニラストは20年以上前から、ぜんそく治療薬や抗アレルギー薬として使われてきた。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます朝日新聞デジタルでは、以下のような関連記事も読めます。登録はこちら1人では、闘えなかった〈萩原智子の挑戦:下〉わたしの経験伝えたい〈萩原智子の挑戦:上〉〈患者を生きる:1709〉手術巡る経験談 心強い