業務中に公用パソコンでアダルトサイトを頻繁に閲覧してコンピューターウイルスに感染させたとして、和歌山県紀の川市は1日、地籍調査課の課長補佐(57)を3カ月の停職にするとともに係長に降格したことを明らかにした。 課長補佐は、昨年7月の1カ月間だけで17万回も接続していたという。 市によると、課長補佐は昨年6月から今年2月にかけて、勤務中に行政システムネットワーク端末機を使ってアダルトサイトを閲覧した。 市民の個人情報流出などはなかったが、パソコンがウイルスに感染したことから、アダルトサイトへの接続が判明し、市が裏付け調査をしていた。