映画「オッペンハイマー」で物理学者ロバート・オッペンハイマーを演じる俳優キリアン・マーフィー/Universal Pictures ロンドン(CNN) 原爆の父と呼ばれる物理学者ロバート・オッペンハイマーを描いた大作映画「オッペンハイマー」が、世界より数カ月遅れて日本でも公開されることになった。 オッペンハイマーをめぐっては、同時に公開された映画「バービー」と組み合わせる「バーベンハイマー」現象が巻き起こり、1945年の広島と長崎に対する原爆投下を軽率に扱ったとする批判が高まって日本での公開が延期されていた。 配給会社のビターズ・エンドは7日、オッペンハイマーが日本で2024年に公開されると発表した。公開日は明らかにしていない。 オッペンハイマーはクリストファー・ノーラン監督による3時間の超大作。今年7月に世界で公開され、ユニバーサルによると興行収入は第2次世界大戦を舞台にした映画としては