彼女と別れようと思う。 この文面、自分で綴ったくせにズシンと来る、平衡感覚を失い低反発マットに倒れこみ猛反発マクラ(お気に入りのエロ本で作った枕)が僕の脳内に振動を促す。と、彼女と付き合って4年近くになるけれど、そういう考えは付き合って2年目くらいからずっとある。つまりは、まったく気を使わなくなった頃。 真面目な話が伝わらないんである。 幼少の頃から落語や漫才を嗜好してきた私は人一倍面白い会話のキャッチボールに敏感であるので、日常的において恋人と雑談して笑いあうことは非常に楽しいし楽しませてる実感がある、超良いこと。しかし、私とて真剣に生きる瞬間がある。最近では就職関連。普段ふざけることでしか会話を成立させてない私は話し方が変わるんである。 真面目な話となると、本気の言葉しか使わない。伝えたい考えを明確にし、その会話の目的である結論まで迷わないようにたどり着くためにわかりやすく理屈をこねる