写真を撮影する・・・それはまず露出を計るところから始まります。そんな基本的な手順、本当はそれを面倒と思っては趣味にならないのかも知れません。ベテランのように状況を見ただけで露出をどうしたらいいのか?分かるようになれれば・・・ カメラは露出計に続いてワインダーを内蔵し、さらにオートフォーカスを装備し進化し続けて来ました。そして露出計は「中央部重点測光」から「スポット測光」、そして「多分割測光」へと撮りたいものの露出を、より正確に測ることを可能にしました。その結果、構図を決めてシャッターを押せば、誰にでもキレイな写真を簡単に撮れるようになったのです。それはそれで技術革新のお陰で良いことなのですが、一方で「それで写真を撮っていることになるのか?」なんて誰でも一度は思ったりするのではないでしょうか・・・ ところで、カメラはそんな自動化されたものばかりではないことに気が付きます。例えばアンティークな