発売前や発表されたばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第243回目は『BalanCity』をピックアップする。 同作はピースを積み上げる物理演算パズルと都市開発シミュレーションを組み合わせたゲームだ。物理パズルと都市シミュレーションはまったく別のジャンルだが、この二つの要素がうまく組み合わさっている。 都市開発シミュレーションゲームといえば、『SimCity』シリーズのような見下ろし型で、街をデザインして人口を増やし、発展を目指すのが一般的だ。しかし『BalanCity』では、プレイヤーは不安定なバランス板の上に建物を建てる。電力や人口といった都市シュミレーションの要素がありながらも、建築をピースのように積み上げるタイプの物理演算パズルゲームにもなっており、より街が高くなることを目指す。 『BalanCity』では好