著作権法は善意から生まれた。しかし現在、クリエイター、消費者、企業の間のバランスが崩れている。著作権のルールを正しく履行し、真にクリエイティビティを促進するためにやらねばならないことはまだまだある。 18世紀以降、著作権法は、クリエイターがオリジナルの作品からパブリックドメインに入るまでの期間、利益を上げることを可能にした。しかし20世紀に入ると、それは次第に変容しだした。「著作権者」は著作権法の範囲を積極的に広げ、しばしばクリエイターを犠牲にしてでも自らの利益を追求しだした。オリジナルの作品を囲い込み、攻撃的な訴訟を金儲けの道具に変えていったのだ。 著作権法は公平、公正ではない。その権限はすでに富める者に与えられ、その執行は個人に対して過剰に懲罰的である。 著作権法は、世界中の大手メディアの利害に取り込まれている。だからこそ、ブラジルやパキスタン、カナダ、オーストリアのデジタル権利団体は
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