タグ

2020年8月17日のブックマーク (7件)

  • 「せめて墓標を」──遺骨収集にこだわる国に、シベリア抑留者遺族が訴えたいこと【71年目の死亡通知】(下)

    シベリアで抑留中に亡くなった父親の死亡通知が、71年ぶりに届いた。現地を訪ねると、父親の埋葬地はゴミ捨て場と化していた。荒れ放題の埋葬地、そして掛け声だけの遺骨収集から見えてくるものは──。 (【71年目の死亡通知】(上)から続きます) 手詰まりの遺骨収集 埋葬地の実態が知られていないということもあろうが、不思議なのは、シベリア抑留というと、政治家もメディアも、ほとんど遺骨収集の問題しか取り上げようとしないことだ。 確かに、墓じまいを考える人が増えているとはいえ、「たとえ骨だって、会いたい。何十年たっても......」と、遺骨がかえってくるのを待ち続ける遺族がいる。 国の遺骨収集団に参加し、「出てきた骨はみんなお父さんの骨だと考えるんです」と、スコップをふるう遺族がいる。 シベリア抑留からの帰国者たちは、残してきた戦友をなんとしても日に連れ戻したい、と口をそろえる。 そして、「一日でも早

    「せめて墓標を」──遺骨収集にこだわる国に、シベリア抑留者遺族が訴えたいこと【71年目の死亡通知】(下)
    facebooook
    facebooook 2020/08/17
    “日本人埋葬地とドイツ人墓地の違いは、国の姿勢の違い“
  • シベリアに眠る父の埋葬地は、ゴミ捨て場と化していた【71年目の死亡通知】(上)

    それは、「71年目の死亡通知」だった。 2016年6月のこと、岩手県保健福祉部から突然、大きな茶封筒が送られてきた。開けてみると、厚生労働省からの「お知らせ」で、ロシア政府から提供されたシベリア抑留者に関する資料と日側の保管資料を照合した結果、父親(増子浩一)のものと思われる資料が確認されたという前置きがあって、こう記されていた。 1.埋葬地 プリモルスク地方(沿海地方) 第4865特別軍病院・第1墓地 2.氏名 マスノ コイチ 3.生年月日及び階級 明治40年 兵 4.死亡年月日 昭和20年12月30日 そのうえ、驚いたことに、「お知らせ」には、ロシア語の資料の写しと、日語に翻訳した「死亡証書」と「埋葬証書」まで添えられていた。 遺骨代わりの木片が入った骨箱を渡され、幼いころから父の戒名と没年が刻まれただけのからっぽの墓石に手を合わせてきた私にとって、それは初めて知る父の死についての

    シベリアに眠る父の埋葬地は、ゴミ捨て場と化していた【71年目の死亡通知】(上)
    facebooook
    facebooook 2020/08/17
    “捨て置かれている埋葬地は、遠からず消滅してしまう運命にある。 国の態度を見ていると、国は抑留帰国者や遺族がいなくなるのを待っているのではないか、と思えてくる。”
  • 自転車が歩道を走るとき、左側・右側どっちが正解? 正解は「車道寄り」 - 弁護士ドットコムニュース

    自転車が歩道を走るとき、左側・右側どっちが正解? 正解は「車道寄り」 - 弁護士ドットコムニュース
  • 宴会2時間でも「大丈夫というわけではない」 新型コロナ第一波から学ぶべき教訓

    新型コロナウイルスが再び拡大し、重症者の割合も増えて、このまま手に負えないような事態にならないか不安が広がっています。 東京や大阪などの大都市だけでなく、医療に余裕がない沖縄でも感染者が増加。 世論調査では、国による緊急事態宣言を望む声が過半数を占め、要請ベースではない、強制力を伴う規制を求める声もあがります。 感染拡大をい止めるために、第一波の教訓は活かせるのでしょうか? 公衆衛生や感染症を専門とする国際医療福祉大学医学部公衆衛生学教授の和田耕治さんにお話を伺いました。 ※※インタビューは8月14日にZoomで行い、この時点の情報に基づいている。 今回の波までにわかってきたこととは?ーー再び感染拡大していますが、3〜5月の時の流行のように西浦博先生の数値予測や目標値などは示されず、社会や経済を回しながら日常生活が続いています。これまでこのウイルスについて何がわかり、この対応で当に

    宴会2時間でも「大丈夫というわけではない」 新型コロナ第一波から学ぶべき教訓
    facebooook
    facebooook 2020/08/17
    “むしろ、風邪とコロナの見分け方の方が難しい。検査する場所での感染のリスクもありますから。今後も議論が必要ですが、具体的に地域でも冬場の診療のあり方について考えていただく必要があります。”
  • 公益財団法人目黒寄生虫館:ご寄付のお願い

    2023年度はのべ278名からのご送金とご来館された方からの募金額との合計で10,247,117円を受領いたしました。(「SoftBankつながる募金」の金額は後日当館に通知されるため、一部が含まれていません)2023年度も多大なるご支援を賜りましたことに、心より御礼申し上げます。コロナ禍前に5万人台で推移していた年間来館者は6万8千人を超え、実に多くの方が当館に関心を寄せられていることに感謝しております。展示や施設管理はもちろん、研究活動や資料保全など各種事業の維持と発展には、今後も皆様からの継続的なご支援が不可欠です。 4月より新年度に入りましたので、改めて今年度の目標額を500万円とし、広く皆様からご寄付を募ります。何卒ご協力くださいますようお願い申し上げます。 ​ 公益財団法人目黒寄生虫館 理事長 亀谷みどり  館長 倉持利明 2023年も多くの皆様のご支援に支えられました。改めて

  • 「コロナ禍」はなぜ全体主義を呼び寄せているのか?(哲学者・仲正昌樹論考) |BEST TiMES(ベストタイムズ)

    「コロナ禍」はなぜ全体主義を呼び寄せているのか?(哲学者・仲正昌樹論考) 国民が「強いリーダー」を求めてしまう「落とし穴」と「人間の性」 コロナ禍によって、リベラル・人権派とされる人たちまで、市民の基的権利の制限を意味する「緊急事態宣言」やロックダウンを待望した。その決断を渋る政府首脳を無能呼ばわりし、反対する人たちを人殺し扱いをした。八月に入ってからも、緊急事態の再発出を要求する政治家や医師会幹部を英雄視して、決断できない政府を責める論調が続いている。さらに、経済を回すことを主張する人たちの側にも、“人命最重視派”を、日経済を破壊する偽善者と見なして攻撃する傾向が強まっている。 これはいったい、社会と人間に今何が起こっているのか? 哲学者・仲正昌樹氏が新刊『人はなぜ「自由」から逃走するのか~エーリヒ・フロムとともに考える』(KKベストセラーズ、8月24日発売)で、「コロナ問題が人々

    「コロナ禍」はなぜ全体主義を呼び寄せているのか?(哲学者・仲正昌樹論考) |BEST TiMES(ベストタイムズ)
    facebooook
    facebooook 2020/08/17
    “何でも自分で決定しなければならないことを意味する「自由」は、多くの人にとって重荷であり、社会不安が募ってくると、自由を“自発的”に放棄し、強い力を持つ「権威」に従う傾向”
  • イベント制限、9月以降も維持へ 政府調整、緩和見送り | 共同通信

    政府は14日、プロスポーツやイベントの人数を5千人までとする制限措置に関し、9月以降も継続する方向で調整に入った。これまで8月末までの措置としていた。複数の政府関係者が明らかにした。新型コロナウイルス感染者が累計5万人を超えるなど全国的に高止まりする中、制限緩和は難しいとの判断に傾いた。近く新型コロナウイルス感染症対策分科会(尾身茂会長)を開き、正式決定したい意向だ。 イベントの制限は当初、8月1日に緩和を予定していたが、感染拡大の懸念を踏まえ延期していた。今回も見送れば2度目となる。

    イベント制限、9月以降も維持へ 政府調整、緩和見送り | 共同通信
    facebooook
    facebooook 2020/08/17
    5千人までとする制限措置に関し、9月以降も継続