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ブックマーク / newswitch.jp (7)

  • 大気中のCO2回収…合成燃料の原料になるか、ENEOSが実用化へ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    ENEOSは大気中の二酸化炭素(CO2)を回収する技術の実証試験を始めた。再生可能エネルギー由来の水素とCO2を使って製造する「合成燃料」の実用化に向けて、安価で大量の原料CO2を調達するのが目的。今後1年程度をかけて、合成燃料の原料として使える品質・コストかどうかを検証する。(根英幸) 合成燃料は水素とCO2、それに触媒を用いた合成反応により粗油を精製し、そこから石油化学製品の原料となるナフサやガソリン、ジェット燃料、軽油などに変換する。既存の自動車や航空機、さらにはインフラ設備をそのまま活用でき、低コストに脱炭素化できる点が強みだ。液体燃料であるため、長期備蓄や輸送が簡単というメリットもある。 今回の実証は、CO2調達の有効性を検証するのが目的。脱炭素社会に向けたCO2の削減は最重要課題で、当面は工場など産業排ガスからの回収で賄える。ただ、将来的にCO2を原料とする合成燃料や合成メタ

    大気中のCO2回収…合成燃料の原料になるか、ENEOSが実用化へ ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 核融合発電「原型炉」開発着手へ、量研機構が主体に ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    文部科学省は核融合発電の発電能力を実証する原型炉について、量子科学技術研究開発機構(QST)を開発主体とする方針を固めた。QSTを中心に大学や企業などが原型炉開発に関わる“オールジャパン”体制を構築し、原型炉の早期実現を目指す。将来は日の多様なサプライチェーン(供給網)を生かして商用炉を開発できる企業を育成し、核融合発電の産業化を急ぐ。 原型炉開発は4月にも着手する。QSTを中心にしながら、原型炉設計や超電導コイルなど、開発項目ごとに大学や企業を対象に公募して参画を促す。原型炉による発電実証から産業化へ素早くつなげるため、日の産業界の総力を結集して取り組む体制の構築を目指す。将来は企業を中心とした原型炉開発に移行し、商用炉を開発できる企業を育成することも視野に入れる。 また大学間の連携を促し、核融合発電の開発人材を育成する。QSTの日欧共同の実験炉「JT―60SA」なども活用する方針だ

    核融合発電「原型炉」開発着手へ、量研機構が主体に ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 国の補助金追い風に…YKK APが「住宅内窓」生産1.5倍 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    YKK APは住宅用内窓の日産能力を従来比約1・5倍に引き上げる。栃木工場(栃木県那須塩原市)、兵庫工場(兵庫県加東市)、九州製造所(熊県八代市)に生産ラインを追加し、内窓の生産能力を1日当たり約3000窓から4000―4500窓程度にする。2024年度補正予算案の住宅窓リフォーム補助事業により見込まれる需要の拡大に対応するため。栃木工場の建屋の改装も含め、総投資額は約20億円。 既存の窓の内側に取り付ける樹脂製の内窓を製造する。順次設備を導入し、受注の高まりが予想される2―4月に向けて生産体制を整える。また、内窓や新築住宅向けの高機能樹脂窓に使われる複層ガラスの生産設備の増強も行う。工場の人員は23年中に新規採用を増やした。 内窓は取り付けることで断熱性能や防音性能が高まり、窓を交換するタイプに比べて施工時間が短く安価で済む。23年度に実施された「住宅の断熱性能向上のための先進的設備導

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  • なぜ電線は雨ざらしでも平気なの? 知ってるようで知らない電線の秘密 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    雪にも負けず 風にも負けず 自然現象に立ち向かう助っ人たち 裸電線は、その名のとおり、自然からの影響に対して無防備で、ただ襲ってくる自然現象を黙って受けるしかありません。そういった無抵抗な電線ですが、電線に作用する現象からの影響を緩和するために働く助っ人たちが多くいます。 送電線の周りに雪が降って着氷してしまうと、着氷した電線の断面が非対称になるため、そこに風が当たると揚力が発生し、電線が上下に運動する現象が発生します。それをギャロッピングと呼びますが、その現象は振幅が大きく持続時間も長いので、相間の離隔距離が保てなくなる危険性が生じます。そういった事態を避けるため、相間スペーサが設置されます。また、着氷によって生じる電線自体のねじれ防止に対しては、ねじれ防止ダンパが活躍します。さらに、電線に着氷した氷が脱落する際には、電線が跳ね上がる現象が生じます。それをスリートジャンプと呼びます。この

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  • いよいよ21年初めに量産へ!村田製作所の全固体電池は何に使われる? ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    【京都】村田製作所は2020年度下期に量産を始める全固体電池について、補聴器などに採用される見通しを明らかにした。ロボット向けなどの位置制御機器や、工場などで環境データを収集するIoT(モノのインターネット)機器などにも採用される予定。同社はさらに容量が現状比20―30%高いタイプの開発を進めていることも明かした。高容量タイプは長時間利用前提のワイヤレスイヤホン向けで21年の早い段階に量産したい考え。 電解質に可燃性液体を使わず、安全で熱に強いなどが特徴の全固体電池は次世代電池として注目され、多くの企業が開発にしのぎを削る。村田は滋賀県の工場で20年度内に、月10万個の量産を始める予定を公表していた。 村田の全固体電池は容量2ミリ―25ミリアンぺア時で、他社開発品より100倍ほど高容量。サイズは縦5ミリ―10ミリメートル、横5ミリ―10ミリメートル、高さ2ミリ―6ミリメートルで表面実装可能

    いよいよ21年初めに量産へ!村田製作所の全固体電池は何に使われる? ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 【新型コロナ】マスクメーカーが製造設備購入を即断できない事情 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う安倍晋三首相の緊急事態宣言発令により、都道府県知事が各種施設の制限・停止の措置ができる一方、外出時の必需品となったマスクは依然品薄が続く。そんな中、おむつ製造機が主力の瑞光がマスク製造機の“優先製造”の方針を示した。ただ顧客のマスクメーカーは機械購入を即断できない事情もある。 「供給枚数が圧倒的に足りていない」―。瑞光の和田晃司コーポレート統括部長がこう指摘するように、スーパーやドラッグストアの店頭では開店前からマスクを買い求める人の行列ができ、陳列されても即完売となる。 瑞光のマスク製造機の価格は仕様により異なるが、1台2億円前後(消費税抜き)。耳に掛ける部分はゴムひもでなく、鼻や口を覆う不織布と一体化したマスクを1分間に600枚以上生産できる。ゴムひも型のマスク製造機は同100枚程度とみられる。新型コロナの感染拡大の影響が騒がれ始めた2月、国内で1台

    【新型コロナ】マスクメーカーが製造設備購入を即断できない事情 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
  • 翻訳家・柴田元幸さん「教養を身につけても別に良いことはない」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社

    翻訳家でアメリカ文学者の柴田元幸さんに、言葉を取り巻く今の社会に対する鋭利な意見や、責任編集を務める文芸誌「MONKEY」に込める思いを聞いた。出版不況と言われて久しく有名な雑誌の休刊が相次ぐ中、「MONKEY」は「15号まで”広告なし”で赤字も出さずやってこられた」という。2013年創刊の季刊の文芸誌である。出版不況の中で「上手くいく処方箋はない」と言うものの、お話には色々な媒体が上手くやっていくためのヒントが散りばめられているように思う。 —ネットやデジタルツールが普及した現代の言葉に関する問題意識を教えてください。 「言葉は真実を伝えるためのものだという前提が今まではあったが、その前提がなくなってきている。以前は「噓をつけば世の中機能しない」という考えのもとに何らかの歯止めがあった。言葉を公の場で発する時には新聞やがあり、色々な人が関わることでチェック機能も働いていた。今はチェック

    翻訳家・柴田元幸さん「教養を身につけても別に良いことはない」 ニュースイッチ by 日刊工業新聞社
    facebooook
    facebooook 2018/08/17
    “教養とは、人間のことを知ろうとする試み。しかし今は「人間の中身なんて知ってもしょうがない」というシニシズムがあるように思う。”
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