『泉』(仏: La Source, 英: The Source)は、 フランス新古典主義の画家ドミニク・アングルが1820年から1856年にかけて描いた絵画である。油彩。主題は若く美しい女性の姿で表現された泉の擬人像である。フィレンツェ時代の1820年頃に制作が開始され1856年に完成した本作品は[1][2]、アングルの画業において最もよく知られる代表的傑作である。『泉』を完成させたときアングルは76歳に達しており[3]、すでにその名声は知れ渡り[4]、エコール・デ・ボザールの学長を務めていた[5]。現在はパリのオルセー美術館に所蔵されている。