で、もう一つ困るのは 若年女性の間で蔓延している性感染症 だ。援助交際やナンパ、出会い系などで、簡単に出会ってはセックスするようになった十代女性。援助交際最盛期の女子中高生たちはそろそろ二十歳代中盤になり、 一番、子どもを産める時期 なのだが、この年代が まるで子供を産んでくれない というのが、先ほどの統計からも伺えた。 早い子は小学校高学年からセックスを始めるが、性知識はないに等しく、簡単に クラミジア あたりをもらってくる。クラミジアは不妊症の原因になる性感染症で、 いまや女子高生の七人に1人はクラミジア という統計がある。 クラミジアに感染すると HIVにも感染しやすくなる という、いらないおまけも付いてくる。十代の女性は、子宮の構造上 クラミジアに感染しやすい ということがわかっている。クラミジアは 顕著な症状が出ない性感染症なので見逃されやすい ため、自分が妊娠して検査を受けて初