とあり、海外渡航先での現地SIMの利用と携帯電話番号ポータビリティ(MNP)時の端末流用が理由として挙げられています。しかし、海外に行く人は限られ、2013年で1,747万人(日本人海外旅行者数。観光庁)で、さらに現地でSIMを購入する人はさらに限られます。また、MNPによる事業者変更を行う人も、最も転出が多いNTTドコモでも2014年にはマイナス38万人程度なので、全事業者を合わせてもこの倍である76万人には届かない程度と推測されます。つまり、海外に行った人が全員現地でSIMを買って、MNPしたい人が全員手持ちの端末をそのまま使いたいと思ったとしても、最大で1,800万人程度の人にしか恩恵がありません。つまり、日本人の2割ぐらいにしか恩恵がないのです。 この先は日経クロステック Active会員の登録が必要です
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