片道だけ使って乗り捨ててもよい新しいカーシェアリングサービスが、9月から国内で初めて横浜市で始まる。自宅近くからドライブしながら市街地へ向かい、レストランでお酒を飲んで帰りは電車、などの使い方ができる。 メルセデス・ベンツ日本とオリックス自動車、駐車場設備会社のアマノの3社が、当面、来年3月末までの期間限定サービスとして行うという。愛称は「smaco(スマコ)」。 ベンツの2人乗り小型車「スマート」の電気自動車を20台、市中心部の横浜駅近くや横浜中華街、あざみ野やたまプラーザ、日吉といった中北部の住宅地など計8カ所に分けて置く。駐車場には充電器を設ける。 利用者は、直前にスマートフォンなどで出発と返却の拠点を指定する。料金は15分200円。 ただ、利用が偏ると、必要な車がなかったり、返却場所が埋まっていたり、効率が悪くなる。車が一部の拠点にかたまってしまった場合には、スタッフが運転して移動