先週リリースされたLinux-4.0カーネルには、ライブパッチというカーネルパッチ機構が搭載されています。 Linux 4.0 released https://lkml.org/lkml/2015/4/12/178 Kernel4.0で注目をあつめるライブカーネルパッチ機能 http://news.mynavi.jp/news/2015/04/22/192/ 今回はこのライブパッチ機能を試してみました。環境はCentOS-7.1で、minimalインストールの状態から作業しています。 Linux4.0カーネルビルド カーネルビルドに必要なパッケージ まずはカーネルビルドに必要なパッケージをインストールします。gcc,bc,perlは必須です(bcとか入れ忘れるとカーネルビルド途中でエラーになる)。この後のカーネルコンフィグは"make menuconfig"で行うため、ncurses-d