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ブックマーク / agora-web.jp (8)

  • 65歳以上の年寄りが「主役」になるこれからの日本

    未来の予想をするのは、簡単ではありませんが、数少ない確実な予想ができるのが人口動態です。 日は既に人口減少フェーズに入り、出生率が低下しているので、スパイラル的に人口減少が加速することは確実と言えます。 私が日の将来に対して悲観的なのは、人口減少と少子高齢化がもはや変えられない状態になり、「詰んでしまった」からです。 国立社会保障・人口問題研究所が発表した「日の地域別将来推計人口」のレポートによれば、2020年に1億2600万人だった日の総人口は、2050年には約1億470万となります。 その中で進むのが高齢化です。 人口における65歳以上の比率は、日全体で2020年は28.6%ですが、2050年には37.1%にまで上昇します。 人口の4割が65歳以上になるだけではありません。この世代が消費者としての購買力も最も高くなります。つまり、もっともオイシイマーケットとなる日の消費社会

    65歳以上の年寄りが「主役」になるこれからの日本
  • 学校(公教育)はそろそろ限界なのかもしれない

  • 個人情報保護条例がGIGAスクールを妨害する

    政府が推進しているGIGAスクール構想は、子ども一人ひとりに個別最適化され、創造性を育む教育ICT環境を実現するのが目的で、「1人1台端末」と「クラウド活用」、それらに必要な「高速通信ネットワーク環境の構築」が謳われている。しかし、進捗はいくつもの壁に阻まれている。 GIGAスクールでは、子どもはクラウド上の学習教材にアクセスし、学習記録もクラウド上に保存される。 例えば、ネット上にある掛け算のドリルに取り組み、6の段以上に間違いが多い子どもに繰り返し解かせたり、5の段以下を出して満点を与えて自信をつけさせたりする。教員は、どの子どもがどこでつまずいたかをチェックし、一人ひとりに合わせた指導をする。これが個別最適化された教育である。 地方公共団体が整備した校内網とクラウドを接続するには、しかし、個人情報保護条例が壁になる。例えば、東京都千代田区の条例は、第18条で 実施機関は、個人情報を処

    個人情報保護条例がGIGAスクールを妨害する
  • コロナ対策、国会は現場を止めるな

    今日から、東京都及び近県で外出自粛要請が始まった。 国民生活にとっては、まさに緊急事態である。厚労省を中心とした霞が関でも、緊急事態対応がずっと続いている。 厚労省の現場には、省内各部署や他省庁からも大量の職員が集められて、文字通り不眠不休の戦いが続いている。 感染が爆発的に増えるかどうか、まさに今正念場である。 国民も厚労省・政府も医療関係者も影響を受けているあらゆる事業者が、緊急事態の国難の中で、国民の命と健康を守るために限界まで働いたり、不自由を強いられたり、様々なことを我慢したりしている。 「感染の拡大を防ぐために、今は緊急事態として対応しないといけない。」 そういうことを一人ひとりが理解して、国民も含めて団結して、ことに当たっている。 しかし…。 一つだけ、緊急事態対応をとらない場所がある。 この国の方針を決める一番重要な機関である国会だ。 1. 国会対応がコロナ対策の現場の動き

    コロナ対策、国会は現場を止めるな
  • OECDが提案する「学習枠組み2030」は興味深い

    OECDは先ごろ『OECD学習枠組み2030』という文書を発表した。これには将来の教育システムに関するビジョンと、いくつかの基盤となる原則が書かれている。 昨日は情報通信政策フォーラム(ICPF)に上松恵理子氏をお招きして、ICTを活用した教育に従事する現職教員の能力向上に欧州はどう取り組んでいるか話していただいた。その中でもOECD文書が話題となったので、僕が勝手に翻訳してエッセンスを紹介する。 文書が強調するのは、地球の将来を担う子供たちに求めるポイントである。 2018年に入学する子供たちは、地球資源は無限に開発可能であるという考えを放棄する必要がある。彼らは人類全体の繁栄、持続可能性、そして幸福を大切にする必要がある。子供たちは、協力を分裂の上に位置付け、持続可能性を短期的利益の上に位置付け、責任を果たし能力を発揮する必要がある。 これからの年月で不可欠なものになる「明確で目的のは

    OECDが提案する「学習枠組み2030」は興味深い
  • いまの時代の教育は子どもたちに「任せる」ことから --- 葛原 祥太

    浮き輪をつけて手を持ってもらい、引っ張られているだけで泳げるようになるでしょうか?今の教室の学び方はそうなってないでしょうか。 失敗しないように、それでいて退屈しないように、教師がお膳立てする。そんな環境で子どもたちに将来生き抜く力が当につくのでしょうか。さらにいえば、教室にいるたくさんの子どもたちを見渡した時、その教師のお膳立てに乗り切れていない子がどれだけいるでしょうか。 一昔前は確かにこういう環境がよく機能しました。なぜなら子どもたちの持っている知識にそこまでばらつきがなく、社会情勢を見ても一定の成功ルートがあり、そこからそれないことが幸せへの近道だったからです。 しかし時代は変わりました。それも、最近のことではありません。とっくに社会も、子どもたちも変わっているのです。そんな中、教育は変わることができていない。旧時代の教育方法はもう、子どもにも、社会にも求められていないにもかかわ

    いまの時代の教育は子どもたちに「任せる」ことから --- 葛原 祥太
  • 宇和島は、「関係人口時代」を代表する地域へ

    6月20日・21日と宇和島出張でした。 昨年の7月6日から8日にかけて西日の広範囲で豪雨が発生し、200名を超える死者を出した平成30年7月豪雨(西日豪雨)から一年がたちます。 この災害で、柑橘産業を中心に大きな被害を受けたのが愛媛県宇和島市。RCFは昨年10月に市と協定に結び、私も毎月訪問しながら復興支援を続けています。 この宇和島は、復興の過程を通じて、地方政策で注目されている「関係人口」の代表地域となりつつあります。 復興に向けて、都市企業と続々とコラボレーション 宇和島市は、まず「地域おこし企業人」という総務省の仕組みを活用し、昨年11月よりウィンウィン社から1名人材を出向させています。私自身も、復興まちづくりアドバイザーの委嘱を受けています。 『愛媛県宇和島市と企業人派遣協定を締結』 続いて今年2月には、ヤフー社と連携協定を結びました。この協定を通じて、宇和島市のJAえひめ南

    宇和島は、「関係人口時代」を代表する地域へ
  • 餌にこだわり!やっぱり養殖が良かった‼︎

    世界一のブリの町、長島の朝は、鰤出し(鰤の出荷)、そして鰤の餌やりで始まります。 雨の日も、風の日も、家族経営で愛情込めて。鰤王の餌は、東町漁協の特注。鰤王オリジナル飼料EP(エクストールデットペレット)は、配合された餌を小さく練り固めた粒上の飼料です。 ・主原料であるミールのグレードが高い ・細かい成分まで規格化 ・残渣ミールや再生魚油は不使用 というこだわりで、なんと!人間もべることができます。人気動画!長島町から湯沢市へのANSWERでサワネムが、ぱくぱくべていたのもこの餌なんです。 出荷前は、3日間しっかり餌止めをします。 胃の中に餌が残っていると劣化が早いから。 長い年月の中で、知恵と工夫を重ねた養殖もの。脂がほどよくのってとても美味しいです。そして、どこで何をべたかわからない天然ものより、いつ何をべたかしっかり管理されている養殖ものの方が、実は、はるかに安全。 また、餌

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